山形の温泉といえば蔵王温泉、銀山温泉、天童温泉ですがかみのやま温泉も規模は小さいけど充実した温泉宿があります。
実は蔵王温泉や銀山温泉に泊まりたかったのですが、2か月前ではすでに空きがなく、今回かみのやま温泉に泊まることになりました。私は温泉好きですが、ミーハーのためあまりよくわかっていませんでしたが、結果として大満足でした。観光地へのアクセスを考えるとかみのやま温泉はちょっと不利かもしれませんが、全然泊まる価値はありますので、山形の温泉旅行の参考にしてもらえればなと思います。
冬の山形では絶対外せないのが蔵王の樹氷と銀山温泉のガス灯りと温泉街の風景です。最新の情報をアップデートしたのでよかったらあわせて見てください。
温泉好きな人
定番の蔵王、天童、銀山温泉に行きたかったけど宿が見つからない人
山形通の人
かみのやま温泉の由来
上山温泉が奥羽三楽郷の一つとして栄えた起源は、長禄2年(1458年)に肥前国(現佐賀県)杵島の僧月秀が今の湯町付近にあった温泉が湧いていたのを発見したからと言われています。
その後、新湯、高松、葉山、河崎、金瓶などの温泉群が続出し、風光明媚と病後の療養に特効があることから広く世に知られるようになりました。
かみのやまの読み方も当時の山形ではこの地域を上の山形から上山(かみのやま)と呼ばれたことが語源と言われています。
かみのやま温泉駅が最寄り駅になりますが、山形駅から普通電車で12分程と山形駅からも近いためアクセルも意外と便利です。山形駅のローカル線は1時間の数本しかありませんが。。。
ちなみに新幹線もかみのやま温泉駅に止まります。
温泉地までは基本的に送迎をしようすることになります。送迎時間は決まっていますが、私が宿泊した古窯は電話をすれば夜の時間帯でも駅まで迎えに来てくれます。
立派な入口で、スタッフが迎えてくれます。ウェルカムドリンクでコーヒーやカフェラテ、抹茶ラテなど無料で飲むことができます。
お部屋は何種類かあり、露天風呂付客室もあれば半露天風呂付客室もあり、今回は半露天風呂付客室の朝食付きプランで宿泊しました。待合スペースも広くくつろげそうです。
客室の様子
この半露天風呂ってなんだろうってのがかなり気になっていました。
部屋は和室と洋室が組み合わさったもので、リビングが和、寝室が洋のタイプの部屋でした。
部屋からは蔵王山が見れない位置でしたが、希望を出せば部屋から蔵王山が見えるタイプも用意してもらえます(料金はここより高いです)蔵王山が見えなくても雪景色が見えると大分テンション上がりますね。
続いて楽しみにしていた半露天風呂です。なるほど、窓の開閉をすることで露天風呂を演出できるようですね!なかなか面白い発想です。夜は風が強かったですが、朝方入ると風が弱まっていたので露天風呂特有の冷たい風を感じながら湯舟にゆっくりつかることができました。
ここの温泉は源泉かけ流しでお湯が延々と出ています。蛇口もついており、暑い場合には水を入れてお湯の温度を調整することができます。お湯の温度は熱めでしたので、私はちょっと水を足していました。温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩温泉」で三大美人泉質と呼ばれています。
大浴場と貸切露天風呂
部屋の露天風呂以外にも3種類の露天風呂がこの旅館にあります。
1Fと8Fの大浴場です。
1Fの大浴場
大きな特徴は露天樽風呂の紅花風呂です。紅花風呂の由来は、昔山形の紅花は京都で染料として使われてることから今もなおその紅花という名前が残っています。
樽風呂は4種類あり、基本的には1人しか使用できません。
また、1Fのみにしかない珍しいサウナ冷温サウナがあります。ー5℃のサウナを是非体験してください。
お昼以降と朝方で男女が入れ替わるので注意ください。
8Fの大浴場
8Fの大きな特徴は何と言っても屋上部から見える展望でしょう。
夏は星空、冬は蔵王連峰の雪景色と季節によって色々見え方が変わるのが特徴です。残念ながら冷温サウナはここにはないため、体験したい人は1Fに行きましょう。
1Fと同じくお昼以降と朝方で男女が入れ替わるので注意ください。
有料の貸し切り露天風呂
もう1つだけ有料ですが45分間貸切ることができる露天風呂があります。結構人気のため入りたい場合にはすぐ予約したほうがいいです。
平日は2,750円で休日は3,300円です。時間の5分前にフロントに行って鍵を借りにいき、使用が終わったら返却します。
1か所しかないためかなり静かな雰囲気で入ることができます。屋根もあるので、雨が例え降っていても安心して入れますね。お湯の温度は丁度よかったです。
体の洗い場はシャワー室があるため、そこで洗うことが可能です。冬にここで洗うのはなかなかしんどいですね(笑)
朝食会場
私は朝食付きのプランだったので夕食がどのようなものかは分かりません。朝食はバイキングとのことでした。
会場も結構広く、山形グルメをはじめ、色々な料理を楽しむことが出来ます。8時くらいがピークですが、7時に行けばゆっくり食べることができます。しかし、一部料理がまだ準備できていなかったりします。
私は山形料理の鳥中華と芋煮が大好物です。もちろんここのバイキングにもありますし、芋煮に関してはセルフサービスのため好きなだけ好きな具をよそうことが出来ます。
7時朝食開始なのに一部料理ができるのを待たないといけなかったのは少し残念ですが、料理の味はどれも美味しくまた温かいものはもちろん温かかったです。
お米も山形の名産「つや姫」を使用しているのめ、大きなポイントですね。もちろん買って帰りました。
古窯のアクティビティ
古窯では変わった体験が出来ます。それは楽焼体験です。
古窯名物の楽焼(らくやき)体験が出来、自分だけのオリジナル焼き物が作れます。ちなみに有名人の作ったものも多く並んでおり森山直太朗さんのを見つけました。
お土産屋さんも同じフロアにあります。おつまみやアイスクリーム、お酒にジュースも購入可能なのでご安心ください。値段はちょっとだけ高いですが、周辺にコンビニがないため、買い忘れ時にはここで購入してください。
まとめ
- かみのやま温泉日本の宿古窯では4つの露天風呂で大満足
- 朝食バイキングで山形名物を全て網羅可能
- 時間があれば古窯名物の楽焼でオリジナル焼き物で思い出を作ろう
- 旅館周辺には徒歩でいけるコンビニなどないため、事前に出来れば購入しよう
山形県のかみのやま温泉いかがだったでしょうか。山形旅行で泊まる旅館の選択肢の1つとしてよければご検討してみてはいかがでしょうか。
冬の山形では絶対外せないのが蔵王の樹氷と銀山温泉のガス灯りと温泉街の風景です。最新の情報をアップデートしたのでよかったらあわせて見てください。
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