年をとってからかパワースポットや神社巡りがちょっと好きになっています。
もしくは海外駐在が長いことからより一層日本の文化の良さが分かってきたのでしょうか。
大分に初めて旅行する中で、湯布院の近くにあったため人気が挙がっていると言われている湯布院のパワースポット神社、宇奈岐日女神社に行ってきました。
呼び方はうなぐひめ、うなぎひめ、うなきひめと何通りかあるようですが、神社の名前の由来を聞くとうなぎがしっくりきそうです。
湯布院にて個室露天風呂付客室を探しているのなら以下の記事をご参照ください。実際に泊まった温泉宿を紹介しています。この記事の中で紹介されている御宿さくら亭は宇名岐女神社から徒歩数分の絶好な場所にあります。
由布院盆地を作ったと言われるウナグヒメ
祭神であるウナグヒメが当時祀られていた宇奈岐日女神社は現在では以下6柱の祭神を祀っていることから「六所宮」とも呼ばれています。その祭神は
- 国常立尊 (くにとこたちのみこと)
- 国狭槌尊 (くにさつちのみこと)
- 彦火火出見尊 (ひこほほでみのみこと)
- 彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊 (ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)
- 神倭磐余彦尊 (かむやまといわれひこのみこと、初代神武天皇)
- 神渟名川耳尊 (かむぬなかわみみのみこと、第2代綏靖天皇)
宇奈岐日女神社は近年湯布院のパワースポットとしても人気が出てきていますが、実は非常に歴史の古いがあり、地元の人にも親しまれている神社です。
このうなぐひめの名の由来について、「ウナグ」という言葉が勾玉などの首飾りさしており、この首飾りの呪具を身につけた女首長の巫女が神に転じたという説が名の由来になっていることと湖の精霊として祀られた鰻に由来する説があるそうです。
ウナグヒメについて
このウナグヒメに関して、古くは由布院盆地が湖であったという伝説(蹴裂伝説)がある。この中で、由布岳の神であるウナグヒメは目の前に広がる湖を見て、力持ちの大男に命じて岸辺を蹴破らせた。男が蹴破った結果水が抜けた湖は盆地となり、その跡を現在の大分川が流れるようになったという。大男は「道臣命」と名付けられたといい、現在も末社の蹴裂権現社に祀られている。また、湖の乾き残りが金鱗湖となったという伝えもある。しかしながら盆地の底にあたる地点から土器が発掘されたこと等もあり、考古学的・地質学的には湖伝説の真偽は明らかとされていない。伝承の考証として、ウナグヒメを『豊後国風土記』にも見える「速津媛」(速見郡の由来)とする説や、ヒメヒコ制の指摘がある。
一方、由布院盆地が古くは湖であったという伝承に基づき、ウナギ(鰻)を精霊として祀ったことに始まって、のちに由布岳の神と習合したという推測もある。
宇奈岐日女神社 Wikidepia
境内入口
鳥居の写真からも見えるように今は参道に提灯がずらっと神門まで並んでおります。
夜に来るとより提灯の美しさが際立つと思います。
かわいい猫も飼われております。とても人懐っこく来る人みんな寄っていくため、色々と癒しがあります。
拝殿と本殿
神門をくぐった後に見える社殿は綺麗に維持されており、地元住民からも愛されている印象でした。
拝殿の右側に厳島社、左側に境内社があり、それぞれ神橋を渡ってうかがえる。
それぞれの島からそれぞれの神社に繋がっているような不思議な造りも趣があります。
境内の右手側には巨杉の切り株があります。
1991年の台風19号で倒された巨木のようです。こんなに太くなるまで成長しているので、勝手に足腰にご利益があると思い込み全ての切り株を触りました。
切り株の左側にあるのは御年神社になります。
宇奈岐日女神社の基本情報
住所:日本、〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上2220
駐車場は宇奈岐日女神社のすぐ横に専用の駐車場があるため、無料で利用できます。
最後にパワースポットだからという理由できた宇奈岐日女神社でしたが、縁結びのパワースポットのようでした。
てっきり健康かと思いましたが、まあいいでしょう!
湯布院のおすすめ観光スポットも紹介しています。宇奈岐日女神社から車で5分~10分程度の距離には金鱗湖、狭霧台、由布岳があります。写真だけでも数分で壮大な景色が見ることが出来ますので、湯布院に寄った際にもぜひいってきてください。
湯布院でかなりおすすめ温泉旅館も紹介しています。個別の露天風呂が客室についており、旅館のご飯のおいしさは5つ星です。特にここ宇名岐女神社から徒歩数分の個室露天風呂付宿はおすすめです!他にも実際に泊まった宿を記載しているため興味があればみていってください。
コメント