大分県の観光&パワースポット 両子寺

両子寺
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大分県国東(くにさき)半島は「神」と「仏」が融合する神仏習合の発祥の地です。

その中でも両子寺(ふたごじ)は近年パワースポットとして人気の場所となっています。

なぜ、人気なのか、何をあやかっているのか、何が見どころかをこの記事で紹介出来たらと思います。

目次

力強い出で立ちの仁王像

大分県国東(くにさき)半島には多くの寺社や石仏が点在しており「仏の里」と呼ばれています。

両子寺はその「仏の里」の中心に存在し、両子寺の森は「全国森林浴の森百選」に指定されていて、四季を通じて景色の変化を楽しむことができます。

私は冬に訪れましたが、おすすめの季節は紅葉がみられる秋です。大分県内でも随一の紅葉スポットと言われています。

護摩堂は慈愛に満ちたパワースポットですが、奥の院本殿に祀られている十一面千手観音、両所大権現は古来より子授けの信仰があります。

両子寺には仁王像と言われる立派な仁王が参道両脇を固めています。これも両子寺の見どころポイントです。

仁王像
仁王像

2mを超える仁王像は、阿・吽とも力強さを感じる両子寺のシンボルで仁王像の足腰をさすることで自身の足腰を力強くしてくれると言われております。

仁王像の足元には「ご参拝の方で足腰の悪い方は仁王像の足をさすって強い足にあやかってください」と書かれた札があります。階段の段数は多くはないですが、仁王像にあやかって万全の状態にしてもらいましょう。

山門へと続く石段に苔が生えており、新緑の季節には周囲の深い緑と調和して、自然のエネルギーに満ち溢れ、癒しのパワースポットとなります。冬の時期でもゆっくりと静かな空間が癒しを促進させてくれます。

両子寺には駐車場が完備されています(参拝のみだとここが楽です)が、その駐車場からの参拝では仁王像を見ることが出来ません。駐車場からいったん山門に通じる坂を下って、仁王像を見ることをお勧めします。

個人的に仁王像を間近で見ると漫画GANTZを思い出してしまうのは私だけでしょうか。。

雨の日や雪の日は山門の坂はとても滑りやすいですので気をつけてください。側道の砂利道を歩けば踏ん張りがききやすくなるので私は側道を歩きました。

トイレは両子寺の駐車場にのみあります。奥の院にはないので先に済ませることをおすすめします。

奥の院

奥の院に行くにはまず両子寺横に流れる小川に沿って歩いていきます。

すると小川に「鬼橋」と呼ばれる大きな一枚岩の橋が架かっているのが見えます。

昔、千徳坊という力持ちのお坊さんが山から引き下ろして橋にしたといわれる大石です。

鬼橋
鬼橋
鬼橋の石段
鬼橋の石段

この「鬼橋」を渡った先にある階段を登ると奥の院に通ずる鳥居が目に入ってきます。

お寺に鳥居があるのは実は不思議なことなのです。冒頭で述べたようにここ大分の国東地方では「神」と「仏」が融合する神仏習合された土地と言われています。

奥の院の鳥居
奥の院の鳥居
奥の院の石段
奥の院の石段

国東天台寺院の総称

国東半島のほぼ中央に聳える両子山(721m)から放射状にくにさきの谷々は海岸へと広がり、約28谷を六つの里に分け、六郷と称し、この地に開かれた天台宗寺院全体を総称しして六郷満山と呼び、奈良、平安・鎌倉の昔より、宇佐八幡〈全国八幡の総本社〉の庇護と影響の下に神仏習合の独特の寺院集団と信仰が形成され、往時には半島一帯に185の寺院、洞窟、僧坊、を含めて約八百の大小の堂、また、石仏・石塔が、点在し、ほとけの里といわれる六郷満山仏教文化圏が開かれてきました。

爾来約1300年間の星霜、寺院の栄枯盛衰があれども、人々の素朴な信仰は連綿として今日まで継承され、仏像・野の石仏、石造物、諸民俗的伝承行事、そして恵まれた自然の環境の中にいにしえの素朴な息吹を感じることができます。そしてほとんどの寺院の開基は仁聞(にんもん)菩薩、AD718年開創以来やがて1300年の節目を迎えんとしています。

両子寺ホームページ

難しい話は私も得意ではありませんが、簡単に説明すると「神様を仏様」とし、「仏様を神様」とする神仏習合文化が生まれたことで寺と神社が融合される文化が形成されたのです。

この奥の院に通じる道に鳥居があることでその神仏習合文化が成り立つ証となります。

鳥居をくぐると急斜面の石段を登ります。ここで仁王像から授かった力の発揮どころです。

急斜面ですが、熊本で登った日本一の石段に比べたら楽勝です。

3,333段の日本一の石段を別途紹介しています。こちらも寺が祀られていますので、興味があればぜひ見てください。

熊本温泉旅行#1 ついでに日本一の階段を登ってみた

岩をくりぬいて造られた「奥の院」には、十一面千手観世音菩薩が祀られています。子授けの信仰があり、近年は子宝参りのパワースポットとして有名になっています。

奥の院
奥の院

本殿裏の洞窟があります。

暗くて少し不気味に思うかもしれませんが、神聖な場所です。安心してください。奥まで数秒で行けますが、不老長寿の霊水が湧出しています。

本殿裏の洞窟
本殿裏の洞窟

両子寺の基本情報

住所:〒873-0356 大分県国東市安岐町両子1548

拝観時間:8:30 ~ 16:30

拝観料:300円

拝観時間はコロナ規制中(2022年1月現在)は上記時間になります。詳細は両子寺公式ホームページにてご確認ください。

大分空港から車でおよそ30分程度ですが、道中道幅の狭い場所がありますので対向車と道を譲りながら安全運転をしてください。

大分空港が空から来た場合の大分の玄関口になります。空港から車で30分程度です。旅行の行きにでも帰りにでも訪れてみてはいかがでしょうか。

別府方面に観光に行かれる方には別府の地獄めぐりやトド、セイウチのショーが見れる大分マリーンパレス水族館うみたまごが必見です。おすすめの回り方や楽しみ方を紹介していますので、興味があったら見てください。

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他にも海外旅行に行った際のレビュー記事を記載しております。徐々に記事数も増やしていきますので、今後の旅の計画の参考になればと思いますので、よかったら見てください。

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日本国内も今後増やしていきます。まだまだ日本国内に行ったところは少ないですが、現時点でもマイナーな場所も記載しています。

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この記事を書いた人

easy@traveling2012のアバター easy@traveling2012 旅人サラリーマン

会社員をしながら週末や連休に旅行しています。
JALの上級会員とANAの上級会員を持っている俗に言う紫ステータスです!
これまで行った旅行の紹介を簡単にご紹介して、日本はもちろん各国の良さを伝えることが出来ればと思います。
一部旅行後時間が経過しているため、情報が古く、現状と一致しない場合があるかもしれませんが、ご了承お願いします。

また、おすすめな国や場所など教えてもらえると嬉しいです!!

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