新型コロナウイルス対策で各国出国前のPCR陰性証明書を準備しないといけないことが海外旅行をする上での前提条件でした。
特にアメリカの場合は出発24時間前に陰性結果を取得する必要があったため、検査費用の高い日本でアメリカに行くには少しハードルが高かったです。(現在のアメリカはそれ以上に物価が高いですが…)
しかし、2022年6月12日に陰性証明書の提出義務を撤廃することとなりました!
これにより兼ねてから夢だったアメリカ路線のファーストクラスに乗る目標を2022年中に達成できそうです。早速ESTAの申請を含め紹介できればと思います。ESTAの申請において非常に残念なお知らせもあります。この記事ではその紹介をして少しでも避害が少なくなることを祈ります。
私はロサンゼルスとラスベガスに滞在しましたので、この都市に行く人は日本入国時のPCRをどこで受けられるかも合わせてお伝えできればと思います。
2022年7月現在のアメリカ入国方法を知りたい
ESTAの申請方法を知りたい
公式ESTAを偽った代行業者の紹介って何か知らない
ワクチン接種が完了している人で旅行を計画中の人
アメリカから日本に入国(帰国)する際の仕組みを知りたい人
ロサンゼルス、ラスベガスに行く予定のある人
アメリカの入国方法
冒頭でも述べましたように2022年6月12日からアメリカ入国にあたり陰性証明書の提出義務が撤廃されました。しかし、条件があります。
それは
です。なので、陰性証明書の提出義務が適用されないのはコロナのワクチン接種が完了している人だけになるためご注意ください。
陰性証明書の提出の代わりにワクチン接種の証明書を提出する必要があります。これに加えて従来より活用していたESTAも必要となります。
① コロナのワクチン接種証明書
② ESTAの承認
③ 誓約書(空港のチェックインカウンターで記入)
ESTAの申請方法
ESTAとはビザ免除プログラム(VWP) を利用して渡米する認証判断をする電子システムです。90日以下の短期商用・観光の目的で渡米しようとするビザ免除プログラム参加国の国籍(日本人含む)の方は、米国行きの航空機や船に搭乗する前に、電子渡航認証(承認)を受けなければなりません。
ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航また滞在したことがある方はESTAの申請が出来ません。
上記サイトがアメリカ合衆国が運営する公式のESTA申請サイトになります。申請料金は21 USDです。
私が今回騙されたのは以下のサイトです。全て日本語でしたが、あたかもアメリカの公式サイトのようなサイト運営をされております。英語での申請に不安がある人はこちらを使用していいかもしれません。私はこれを使用してもちゃんとアメリカに入国が出来たため、詐欺サイトではないようなので安心してください。
申請料金は元の申請料金である21 USD に代行手数料が加わり8,690円かかります。今の円安料金から換算すると5,00円近くが代行手数料となるので結構高額ですね。
英語に自信のある人は勿体無いので注意しましょう。自信のない人も上記英語の公式サイトから簡単にできますので、そちらで申請して旅行にかかる費用を安くした方がいいと思います。少しグーグル翻訳に頼ればいけます!
申請して承認されるまで私は1日もかかりませんでした。承認されると以下のようなメールを受け取ることが出来ます。
日本でチェックインする際には搭乗員がチェックインカウンターにて確認を行うのでスクリーンショットなどを取っておきましょう。アメリカを経由してその他の海外に行く人も必要ですのでお忘れにならないように!
アメリカの入国時にはESTAに関することは一切聞かれませんでした。
私の場合は
- 滞在日数は
- アメリカに来た目的は
- アメリカは初めてか
だけでした。それぞれ答えを用意しておきましょう。
アメリカで携帯を使用する際には以下のsimをおススメします!今回初めて使用しましたが、自分でも簡単に開通でき、30日で8GB使用できるうえにアメリカ国内であれば50時間分通話することは可能です。データ通信プランも2GBや15GBと幅広いため自身の使用用途にあったものを選定してください。simフリー対応スマホじゃないと使用できないのでご注意ください。simフリーに対応してないのであればモバイルWifiをご利用ください。
海外に旅行に行くならグローバルWifiがお得です!SimフリースマホもちならSimがもちろんお得ですが、グローバルWifiならみんなでシェア出来ます。
特にグローバルWifiは料金もお得で、受取&返却も非常に簡単です!是非一度ご使用ください。
アメリカ出国時のPCR検査
日本に戻るためにはPCRの事前検査が必要です。これはワクチン接種の有無に関わらず2022年7月現在は必要だと厚生労働省は記載しているため、怠ると日本に入国どころか飛行機に搭乗すらできませんので忘れないように注意ください。
アメリカ出国時間の72時間前に検査をする必要があります。
私はラスベガスとロサンゼルスに滞在していました。ロサンゼルスにてPCRを受けようと考えていましたが、旅程を逆算するとラスベガスで受けたほうがいいと思い、ラスベガスにてPCR検査を致しました。
どちらも調べて実際に現地から聞いた情報ですので両方シェアしたいと思います。
ラスベガスでPCRを受けるには
費用面など地元のクリニックなどで受けることが出来れば私が受けたPCRよりも安価に出来ると思いますが私は手っ取り早いラスベガスの空港(マッカラン国際空港)で受けました。インターネットではターミナル1とターミナル3で受けることが出来ると記載されていましたが、実際に現地の空港スタッフに確認すると現在はターミナル1でしかやっていないということを聞きました。
インターネットのアップデートは遅いのだよ、ハハハと笑っていました(汗)
かなり余裕をもって移動していたためターミナル1と3を往復しても十分飛行機に間に合いました。私は同日にロサンゼルスに立つ予定だったため、ラスベガス空港にてPCR検査を受けることとしましたが、ターミナル1でPCR検査センターはどんなに早くても午前8時からなので早朝フライトの人は利用できません。
ターミナル1と3の間には無料の空港シャトルバスが出ています。15分から30分置きに来ますので、時間に余裕がある方はそちらを利用してください。どちらのターミナルもゼロレベル、グランドフロアの屋外にバス停が設置してあります。到着便の出口ですね。
登録途中でSocial numberと表示されるものがありますが、空欄もしくは指定された数字の桁数に全部「1」と入力してください。PCR検査を受けるためには予約が必須です。
ラスベガス空港のPCR検査を受けることが出来るのはターミナル1のみです。
ターミナル1の出国ゲートAB方面にずっと向かうとABゲート直前に赤色矢印を見かけることが出来ます。そこに向かっていき、すぐにUMCと呼ばれるクリニックでPCRを受けることが可能です。
検査種類 | 費用 | 検査結果待ち時間 | 営業時間 |
---|---|---|---|
Quick PCR test | $200 | 2時間以内 | 8:00AM – 8:00PM |
Standard PCR Test | $125 | 36時間以内 | 8:00AM – 8:00PM |
検査料金は上記のようになっています。予約完了すると予約の確認メールを受信します。その受信メールとパスポートを窓口に渡して会計の処理をしましょう。カード決済のみしか受け付けていません。
スタッフに確認したところ日本の入国基準に準拠した検査方法と検査フォーマットである旨を説明されていました。フォーマットは違うので、日本のフォーマットを事前に印刷して記入するようにしてもらった方がいいと思います。頂いた検査結果をそのままMySOSに上げると書類返却となってしまいました。採取方法の記載がなかったのがいけなかったようです。
土壇場のどんでん返しにあたふたしていましたが、ロサンゼルスで無事ちゃんとしたものが受けることが出来てよかったです。
検査が完了すると登録したメールに検査結果が来ますが、サイトにまずアカウントを登録しないといけません。少々面倒ですが、それをしないと結果が見れませんのでご注意ください。
ロサンゼルスでPCRを受けるには
ロサンゼルスも空港で元々受ける予定でした。結果的にロサンゼルスで受けた方が安かったので少し損した気分でした。
ロサンゼルス空港はターミナル6でしか出来ません。場所は下図になっています。
検査種類 | 費用 | 検査結果待ち時間 | 営業時間 |
---|---|---|---|
Priority PCR test | $175 | 3~5時間 | 7:00AM – 9:00PM |
Standard PCR Test | $125 | 24時間以内 | 7:00AM – 9:00PM |
Quick PCR Test | $199 | 90分以内 | 7:30AM – 9:00PM |
Antigen Test | $80 | 1時間以内 | 7:00AM – 9:00PM |
検査を受けるのに事前の予約が必要です。以下サイトより予約してください。
こちらもPCR法は日本の入国基準に満たした検査方法のようでした。
私はラスベガスで受けたものが日本の基準に満たしていなかったため別の場所で対応しました。
https://www.covidclinic.org/ja/los-angeles-santa/
日本語にも対応していますが、日本人はいません。
ラピッドCOVID-19モレキュラーNAATサービスであれば1時間~2時間以内で結果がもらえ、また日本の基準に満たすことが出来ます。実際にこのクリニックのスタッフと日本のフォーマットに照らし合わせながら確認したので間違いありません。
テスト結果もMySOSで日本のフォーマットを使用せずに承認されました。不安な人は日本のフォーマットに医療機関名と担当者のサインだけもらいましょう。後の項目はご自身で記入しなければなりませんが…
まとめ
- 公式ESTAのサイトで申請して、旅行費用を抑えようOfficial ESTA application
- 現地でインターネットを使用するならsimカードがオススメ(※ただしsimフリースマホに限る)
- ロサンゼルス空港のPCR検査は以外に安価なのでぜひ利用しよう
念願のアメリカ旅行をみんなで満喫しましょう!
日本の入国方法最新版をアップデートしました。よろしければそちらもご確認ください。早く日本もPCRを撤廃してほしいですね!
私は今回のアメリカ旅行でロサンゼルスに行きました。ロサンゼルスと言えば大谷翔平選手が所属するエンジェルスがあります。折角なので頑張って見に行ってきました!そのときの話(特に会場への行き方)など参考になればと思いますので興味がある人は下記記事も見てください!
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