草津温泉は、群馬県吾妻郡草津町にある日本有数の湯量を誇る温泉地で、古くから多くの人々に愛されてきました。ここでは、草津温泉の魅力や観光情報をご紹介します。
日本三大温泉という名称には諸説あるようで、日本三名泉・日本三古泉と呼ばれていたものが日本三大温泉と変わっていったようですが、それぞれ指される温泉は別です。ちなみに草津温泉は日本三名泉の1つになります。
日本三名泉は
- 有馬温泉(兵庫)
- 草津温泉(群馬)
- 下呂温泉(岐阜)
温泉好き
草津温泉に興味がある人
草津温泉と周辺の観光情報を知りたい人
草津温泉の魅力
私の個人の考えですが草津温泉には3つの魅力があると思っています。
- 湯量が豊富
草津温泉は、一日に湧き出る湯量が約4万トンと日本有数の豊富な湯量を誇ります。温泉の泉質は硫黄泉で、体に良いとされる効能があります。 - 歴史ある温泉街
草津温泉は、1300年以上もの歴史を持つ温泉街で、古くから多くの人々に愛されてきました。温泉街には、歴史的な建造物や伝統的なお土産屋さんが並び、歴史や文化に触れることができます。 - 美しい自然に囲まれた温泉地
草津温泉は、四季折々の美しい自然に囲まれた温泉地です。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに異なる景色を楽しむことができます。
私は温泉に入るのは冬のイメージがあるのですが、春夏秋冬楽しむことが出来ます。
草津温泉のアクセス方法
公共交通機関や車での利用になりますが、電車を利用する場合にはJR草津駅やJR渋川駅からバスに乗り換え、約20分ほどで草津温泉に到着します。車を利用するには関越自動車道の渋川伊香保ICから国道353号線を経由して約30分ほどで到着することができます。
私は東京から行ったため東京発のバスに乗っていきました。以下の公式ホームページより予約可能です、片道3500円で途中休憩1回を挟んで4時間40分かかります。
草津温泉の観光スポット
草津温泉に来たらとりあえずここは行った方がいいものを飲食店含めてピックアップします。
- 熱乃湯の湯もみ
- 草津温泉湯畑
- ともえや & 射的茶屋
- おさゆ湯
- 草津温泉手形
- 石臼蕎麦 三國家
- 草津温泉プリン
- 西の河原温泉のライトアップ
- 草津温泉湯畑のライトアップ
熱乃湯の湯もみ
草津温泉の名物湯もみは休日長蛇の列が並ぶくらい人気のショーです。チケットは当日の公演時間前からしか購入できないため、見る場合には早めに並ばなければなりません。朝いちばん早い時間は9:30で、たまに湯もみ体験など出来ます。詳細は公式ホームページをご確認ください。
料金は大人1人700円で子供がその半額の350円です。演目は草津温泉の歴史のビデオ、踊り、湯もみ2回となっており20分弱のコンパクトな内容となっています。
2回目の湯もみはアグレッシブな湯もみでお湯を高くまで跳ね上げるパフォーマスをしてくれます。
草津温泉湯畑
草津温泉の温泉街にきたら真っ先に目に入るのがここだと思います。草津温泉のシンボルです。
自然湧出量は日本一を誇り毎分約4万リットル以上湧き出ており、草津の旅館や温泉施設で「源泉かけ流し」ができるのはこのおかげです。”源泉の湯”を心ゆくまで堪能してください。
冬にはライトアップされ日中とはまた違った幻想的な景色と湯けむりが魅力的です。
ともえや&射的茶屋
温泉街で体験できるレトロな遊びです。スマートボールが出来るのはともえやのみですが、射的が出来るのは3か所あります。ともえや、射的茶屋とともえやの下にある射的本舗まんだら堂ですが、射的本舗まんだら堂は非常に接客の態度が悪くアドバイスも全くくれないのでお勧めしません。
混んでいてもともえやもしくは射的茶屋で遊ぶことを強くお勧めします。
おさゆ湯
熱乃湯の猿バージョンです。2匹の猿が湯もみを披露してくれます。
名前の通り猿が様々な芸を見せて、湯もみを実演してくれる心あたたまるエンターテインメントです。2階にはどうぶつふれあい処とカピバラの湯があります。2階の入場料は別料金となり500円ですが、おさゆ湯のショーは600円となります。
草津温泉手形
これは以下の3つの温泉に入ることが出来るお得な温泉手形です。
- 御座之湯
- 大滝之湯
- 西の河原露天風呂
通常それぞれに入湯しようとすると大人は2,380円ですが、この手形を購入すれば1,800円で入ることが出来ます。はがきが手形としてもらえるため、記念にもなり、なんと有効期限なしのため、次回に持ち越すことも可能です。
バスタオルはご自身で用意しないといけなく、必要であれば各温泉で手形と合わせて購入可能です。
それぞれの温泉の特徴ですが、まずは御座之湯です。
御座之湯
千年以上も昔から多くの人々に愛され続けている草津温泉。その草津温泉のシンボルでもある湯畑に再現された「御座之湯」、湯畑の目の前にあります。
御座之湯には「木之湯」「石之湯」二つの浴室があり、日替わりで男女交代制になっております。それぞれの浴室に「湯畑」「万代」二種類の源泉を使用しています。可能なら2つとも試してみましょう。
大滝之湯
草津温泉の数ある源泉の中でも「美人の湯」として名高い煮川源泉を使っているのが大滝乃湯です。
他の温泉宿にない特徴的なものは合わせ湯ではないでしょうか。
古くから草津に伝わる合わせ湯。温泉の豊かな成分を水で薄めることなく、自然冷却して適温になるよう源泉が浴槽を順々に巡っています。一番湯から順に熱くなっていますので、ぬる湯から入って少しずつ体をならしましょう。合計4つ温泉がありますが、4つ目は1分もつかることが出来ませんでした。
西の河原露天風呂
草津温泉の西側に位置することでこの名前がついたとされています。河原のあちこちから毎分1,400リットルの温泉が湧き出し湯の川となって流れ出しています。露天風呂までの道中も穴森稲荷神社や不動の滝など見どころもあり、無料で足湯が楽しめる場所が多々あります(お湯の温度にはご注意ください)
男女ともに露天風呂となっていますが、金曜日には混浴になる場合があるようです。
石臼蕎麦 三國家
続いてはお食事処です。草津温泉街の食事処が昼も夜もどこも行列になるのが特徴ですが、その中で開店前から長蛇の列になり、売り切れなるお店が三國家です。開店30分前に私は並びましたが入れたのは開店の45分後でした。
自家製の石臼挽き粉を店内の石臼で引いた自家製蕎麦が人気を呼んでいます。
のど越しがあり、コシの強い食感が好きな方にとっては最高の蕎麦ではないでしょうか。
わたしはきざみ鴨せいろの三國そばを注文しました。大盛りにすればよかったなとちょっと後悔です。他のメニューを見たい方は以下の公式ホームページをご参照ください。
草津温泉の温泉プリン
温泉地の名物スーツ温泉プリンは草津温泉にもあります。こちらも大行列ができるお店で、おいしいプリンはもちろん写真映えするプリンもあります。
ここで食べるべきものは草津温泉タマゴたまごプリンです。季節限定、数量限定の人気スイーツは見逃してはいけません。可愛い容器に入っています。もちろん美味しいです!
もう1つは草津温泉の湯畑をイメージした湯畑プリンです。これは湯畑をバックに写真を撮ってみました。味は…普通です(笑)
ライトアップ
ライトアップは冬の期間のみです11月中旬から2月中旬と期間限定ですが、冬の草津温泉のお楽しみの1つです。以下の2か所はライトアップがあるため、昼間とは違った景色を楽しむのもいいと思います。
- 西の河原温泉
- 湯畑
ライトアップと湯けむりのコラボレーションはなかなか見ることが出来ないのではないでしょうか。
草津温泉の宿泊地
温泉地なのでもちろん湯畑周辺にも温泉宿はあります。立地などを考えると便利ですが、値段は高いです、また観光シーズンはすぐに埋まってしまいます。ちょっと離れた場所でもいいから、宿では静かに過ごしたい人は私が今回使用した場所をご検討してみてください。
ホテル名:ペンション マイウェー
必要最低限のものはある
冬の場合暖房完備、こたつあり
2つ温泉があり、貸し切り可能
湯畑まで徒歩10分
徒歩5分圏内にコンビニとスーパーがある
私は素泊まりプランを利用しましたが、食事つきももちろん可能です。
温泉の貸し切りですが、予約表の紙が受付にあるためそちらに記載して利用することが出来ます。草津温泉のお湯を使用しているため、温泉は弱酸性です。
総括
日本三名泉の1つ草津温泉は非常にいい温泉街でした。今回紹介はしませんでしたが、温泉まんじゅうや足湯など歩けばすぐ立ち止まってみたくなるグルメや観光スポットが目白押しです。
今回紹介した場所の周辺にもたくさん楽しめるものや美味しいものがあるため、是非ご自身の目で堪能ください。
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