インドネシアと聞くと首都ジャカルタや世界三大仏教遺産があるジョグジャカルタ、リゾート地のバリ島が有名な観光スポットだと思いますが、日本以外の国ではコモド島などバリ島よりも小さな島が人気で、その中でも世界遺産であるコモド島は人気の観光スポットです。
コモドという言葉を聞くとコモドオオトカゲ(通称コモドドラゴン)と呼ばれる世界最大のトカゲを思いだす人が多いかもしれませんが、まさにそのコモドドラゴンが世界で唯一生息している場所がコモド島なのです。
コモドドラゴンを見たい人
バリ島に飽きた人
自然に触れたい人
ダイビング好きな人
コモド島への行き方
正確にはインドネシアのラブアンバジョーがコモド島へ行くための玄関となります。ラブアンバジョーへは通常バリ島から国内線に乗り換えていきます。バリ島から飛行機で約1時間10分で、シーズンによりますが、私は1月に利用し、往復で約2万円でした。
コモド島では宿泊できず、ラブアンバジョーから日帰りツアーもしくは船舶ツアーを利用する必要があります。
今回私は2泊3日のボートツアーに参加しました。私は現地のツアーでしたので英語のみでしたが、ご参考までに日本語ガイドつきのサイトより行程と金額を確認してください。日本語対応のため少し高いですが、私は1人3万円のツアーに参加しました。
2泊3日ボートツアー
2泊3日コモド島ツアーの詳細
今回お世話になった船がこちらです。結構大きめな船でツアー客は15人ほどでした。
こちらがメインデッキです。
そして日当たり抜群のデッキです。
宿泊部屋は個人部屋でしたが、一番安い部屋のため地下デッキでかなり狭かったですが、寝るだけなので問題ありません。
1日目
初日は朝10時くらいに本島の船着き場から出発してツアーがスタートしました。基本的にツアー会社が宿泊しているホテルまでピックアップにきてくれます。初日は以下の3か所に行くことになります。特にケロール島はこの旅の中でもお目当ての場所ではなかったおかげか結構印象に残っております。
- ケロール島(Kelor island)
- マンジャリーテ島(Manjarite island)
- カロン(Pulau Kalong)
ケロール島(Kelor island)
ケロール島はコモド島のすぐ横に位置する小さな島で、15分程度で山頂までトレッキングができ、そこから周辺のフローレンス島、リンチャ島、コモド島などが見られるパノラマニュースポットとして人気の観光地です。
道中結構な急斜面だったりと以外と歩きにくいのでサンダルではなく、スニーカー等のしっかりした靴を履いたほうがいいと思います。
桟橋付近にはお土産屋さんや軽い軽食屋さんがあるため、何か購入したい方は財布ももっていってください。本島のラブアンバジョーよりは高いですが、ココナッツジュースなどこの場でしか味わえない雰囲気で飲むとおいしいです。
マンジャリーテ島(Manjarite island)
続いてはシュノーケリングスポットのマンジャリーテ島ですが、シュノーケリングスポットに行く間に昼食となります。船内で基本的に朝昼晩と他のツアー客と食事をすることになり、インドネシアの焼料理、煮物料理などが食事ですが、カレーや鶏肉以外にも魚料理も出てくるのと、味付けも日本人には抵抗のない料理の印象を感じました。
マンジャリーテ島(Manjarite island)は観光地化されていないため、宿泊施設や買い物するものなど何もなく、ただシュノーケリングを楽しむ場所です。残念ながら行ったときには天気が曇りだったためか海の中の視界はあまりよくありませんでした。ガイドも最近のマンジャリーテ島(Manjarite island)は観光ルートにもなったせいか人が増え、サンゴを踏みつけたりとしたため、たくさんサンゴが死んでしまったため、綺麗じゃなくなってきていると言っていました。
3日目もシュノーケリングツアーがあり、そっちは晴れでかつ視界も非常にクリアだったのでよろしければそちらを見てください。
カロン島(Pulau Kalong)
1日目の最後はカロン島(Pulau Kalong)でフルーツバットの大移動と夕日を見て締めくくりました。日没に合わせて30分以上の間に何千匹ものコウモリが食事である果物をとり大移動をします。マレーシアのムル地方にも似たような特性をもったコウモリがいましたが、マレーシアのコウモリは洞窟内で生活していますが、ここカロン島のコウモリはマングローブの木で生活をしています。
最後に夕焼けを楽しみながら夕食を待ち、その日は終了しました。
2日目
2日目はかなり早起きをしてまずはパダール島(Padar island)へ日の出を見に行きます。
- パダール島(Padar island)
- ピンクビーチ(Pink beach)
- コモド島
- タカマサカ島(Takka Makassar)
- マンタポイント
パダール島(Padar island)
ここパダール島はコモド島付近にある島の中で3番目に大きい島で、このツアーの目玉スポットでもあります。867段の階段を上って頂上までいくことで、よくツアー紹介写真で見るような景色が見れるスポットに行く必要があります。45分くらいで頂上につくことができましたが、砂地だったりするのでやはりここでもスニーカーなど歩きやすい靴を履いたほうがいいと思います。
日の出のタイミングで行ったたため、青色の海が見ることができませんでしたが、2つの海に挟まれた珍しい島の景色を堪能することができました。入場料が別途必要ですが、今回のツアーではすでに含まれていました。ドローンも飛ばせるようですが、別途費用が必要だそうです。
ピンクビーチ
ピンクビーチという名で知られている砂浜ですが、インドネシアではPanati Merahと呼ばれています。その名前の通り肉眼でもわかるピンク色の砂の景色を見ることができることからその名前で世界的にも有名なビーチです。私は知りませんでしたが、、、
ここインドネシアのピンクビーチは世界に7つあるピンクサンドビーチのひとつとされており、太陽の下で砂をピンク色に見せているのは、有孔虫と呼ばれる微生物によるものと言われています。有孔虫はサンゴ礁の上で赤い色素を作り出し、白い砂と混ざり合って小さな赤い粒子を残すことで綺麗なピンク色に見えるようです。
ここではドローンが無料で飛ばすことができるためガイド持参のドローンによるグループ撮影も可能です。
ピンクビーチ周辺も晴れの時にはこのように綺麗な青色の海に囲まれておりま。ここでシュノーケリングする時間は残念ながらありませんが、船が浮かんでいるように見えるくらい透き通った色でした。こちらはDJIのMINI2で撮影したものです。
コモド島
続いて私の念願だったコモドドラゴンが住んでいる世界遺産コモド島です。ここではツアー料金に含まれていない入島料が必要で現金のみでしか払えませんのでご注意ください。外国人は60万インドネシアルピー(約5,700円)なのですが、なぜか集団ツアー客だからか現地人と同じ30万インドネシアルピーで済みました(ラッキー
)コモドドラゴンはコモド島、リンチャ島、フローレンス島の一部と生息地が限られていますが、その総数は約2、500匹と以外と少ないですが、ここコモド島では多くのコモドドラゴンを見られるチャンスがあります。ただ基本的に寝ていたり、寝ているふりをしているため、動いているコモドドラゴンを見るチャンスはなかなかないようです。
このように遠近法を用いた、コモドドラゴンを触っているかのような写真をガイドは撮ってくれますが、1m以内に近づかないように注意されます。あまり近づくとコモドドラゴンが餌だと思い、襲ってくるからです。この島にいるコモドドラゴンはどれも大きな個体でしたが、最大3m、体重は130kgほどになるようです。
コモド島の国立公園内はガイド(レンジャー)と同行しないと観光できません。日帰りツアーも同じです。
私は運よく歩いているコモドドラゴンに遭遇しました。なかなかダイナミックに歩いていました。
ここ以外にコモドドラゴンに観光で会える島はリンチャ島ですが、リンチャ島ではここまで近づかせてくれないため、時間がなくて1つしか行けない場合にはコモド島を選択することを強くお勧めします。ただリンチャ島は人が少ないというメリットはありますが…
タカマサカ島(Taka Makassar)
タカ・マカサはコモド国立公園内にある小さな島で、その島の形は勾玉のような独特の形をしている。写真でわかるようにかなり小さい島ですが、澄んだ青い海に囲まれており、ただ砂浜があるだけですが、海水が引いている間だけ現れ、満潮時には消えてしまう幻の島です。
ここもドローンは無料で飛ばせます。
マンタポイント
タカマサカ島(Taka Makassar)のすぐ近くには通称ブラックマンタと呼ばれるマンタを見ることができるスポットがあります。ここでも運よくたくさんのブラックマンタを見ることができました。
優雅に泳ぐマンタをたくさん見れ、一緒に泳げ幸せでした。
残念ながら動画に納めることができませんでしたが、人喰いサメに会えました。。。
最後の晩餐です。ツアー客みんなで1つのテーブルで食べましたが、この日のタイの塩焼きはめちゃくちゃ美味しかったです!
3日目(ラスト)
最終日はカナワ島(Kanawa island)1か所だけのシュノーケリングスポットです。海が非常に静かで、桟橋からのシュノーケリングではサンゴ礁やカラフルな魚がクリアな視界で見ることができます。初日のリベンジができ、大満足のシュノーケリングでした、沖縄に匹敵するかも!?
滞在時間もそこそこ長いためトレッキングするのもありだと思います。
右側に見えるのがここの名物エンジェルフィッシュです。初めて見ました!
ちょっと沖に出てもかなり視界がクリアで、魚の量も断然多かったです。
おまけ
希望すれば屋上デッキからの飛び込みも体験できます。この前日は船首からでしたが、こっからの飛び込みの方がスリルもあり、気持ちよかったです。
以上、念願だっとコモドドラゴンやマンタと泳ぐことができたりと大満足な海外旅行ができました。
コモド島ツアー気になった人は今回の記事をご参考にしてもらえればと思います。
水中の使用機材
The photos taken in this report were taken using GoPro photo and video recording. If you are considering a high quality action camera, please consider GoPro.
The photos taken in this report were taken using GoPro photo and video recording. If you are considering a high quality action camera, please consider GoPro.
日本語ガイドにこだわらないのからKlookがおすすめです!
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