ホテルのランクでよく5つ星というのはよく聞きますが、世界には7つ星ホテルがあります。しかもたった2つだけで1つはアラブ首長国連邦の「ブルジュ・アル・アラブ」が有名です。超豪華ホテルですが宿泊するのに1泊15万以上する最大級の贅沢なホテルです。もう1つが今回紹介するブルネイ王国にあります。
そんなブルネイですがなんと7つ星ホテルでも1泊2万~3万と日本の5つ星ホテルよりも安く泊まれることから大変人気のホテルであり、今回宿泊してみたので紹介したいと思います。
ホテル好きで7つ星ホテルに興味がある
7つ星ホテルに一度は泊まってみたい
海外旅行好き
ブルネイへの旅行を検討している
ブルネイってどこ?
ブルネイはマレーシアの東半島ボルネオ島にある小さな国です。イスラム教の国であり、石油と天然ガスにより非常に豊かな国となっているため、政府が社会福祉を充実させており、個人に対する所得税・住民税は課されていません。そこだけを着目すると非常に素晴らしい国です。事実この旅行中でタクシーの運転手を含めみんな自国への愛国心を感じることができました。
正式名称はブルネイ・ダルサラームで、日本からブルネイに行くにはコタキナバル経由もしくはクアラルンプール経由で行かなければなりません。空港でのトランジットの影響によっては移動時間が長くなるかもしれません。
コタキナバルの大自然を満喫して、ブルネイのホテルではゆっくりするのもありかもしれません。ブルネイではあまりすることがありませんので。。。
入国時にはアライバルカードを記入する必要があります。もし飛行機内で事前にもらった場合には到着前に書くことをおすすめします。また、到着時の空港に残念ながらペンがありませんでした。私は常に持参しているのでいいのですが、ボールペン1本は常に持参したほうがいいと思います。
ザ・エンパイア・ブルネイへレッツゴー!
ホテルの送迎(有料)も利用できますが、空港から流しのタクシーも利用できます。Grabは残念ながらありませんが、ブルネイ独自の配車アプリはあります。私はインストールしましたが、利用できなかったため、空港のタクシーを捕まえて移動しました。
金額は30BND(約3,000円)で、ホテルの送迎を利用すると片道35BND(約3,500円)ですので少しだけ割高になります。ちなみに空港で両替はもちろんできますが、ホテルでも可能でレートに大きな差はありません。
びっくりしたのはマレーシアから今回入国したのですが、エンパイアブルネイではマレーシアリンギットをブルネイドルに両替することが不可能だったことです。なのでクレジットカード決済をしました。
受付を済ませると広大なロビーでウェルカムドリンクである冷たいスイカジュースを頂けます。
このホテルは2000年まで、元はブルネイ王族が所有していた迎賓館だったらしく、そのために建物の造りは豪華。
柱は大理石で、金は純金、調度品も元は王族が所有していたものらしいです。
特筆すべき点は全てこのホテルで完結できることです。穏やかで周囲から隔離された立地により絶景のプライベートビーチ、ラグーン(潟湖)、5ヶ所のプール、チャンピオンシップゴルフコース、6軒のレストラン、映画館、スポーツジムを備え、各種サービスの充実した最高級のおもてなしを受けることができます。
広大な敷地を有するエンパイアブルネイを徒歩で歩くには無理があるため、それぞれの施設でスタッフに依頼することで宿泊者は無料でバギーが迎えにきてくれるサービスを利用できます。
それではそれぞれの特徴をみていきましょう。
豪華な客室
ザ・エンパイア・ブルネイホテルの客室は、広々とした空間に高級感あふれるインテリアが施されています。また、全室にバルコニーがついており、美しい海や都市の景色を望むことができます。また、最新式の設備やアメニティが完備されているため、快適な滞在ができます。
私が宿泊した部屋とバルコニーから見える景色を撮影しました。
浴室はシャワールームと浴槽が分かれており、トイレはセパレートです。アメニティも充実しておりました。また、冷蔵庫内にある飲み物、スナック全て追加料金が不要ですのでご安心ください。
天気も快晴だったため、日が落ちる前はもちろん落ちた後も綺麗な景色を見ることが出来ました。部屋のタイプによって泊まる棟も違うため、写真のような場所に泊まれない可能性があります。
私が宿泊した部屋はオーシャンルームと呼ばれる部屋で、直前での予約ということもあり1泊43,000円(朝食なし)でした。同じ7つ星ホテルのブルジュ アル アラブ ジュメイラ(ドバイ)に1泊宿泊しようとすると最安でも20万円と約5倍であることから以下にブルネイで格安で泊まれるかが分かります(笑)
ゴルフコースやアクティビティ施設の併設
ザ・エンパイア・ブルネイホテルは、18ホールのゴルフコースを併設しており、ゴルフ愛好家にとっては理想的な滞在先です。また、ゴルフコース周辺には自然が豊かで、ウォーキングやジョギングなどのアクティビティも楽しめます。
ゴルフをやらない人には併設されている巨大なプールはもちろん、サップ専用プール、ジムでのスポーツ各種、映画館、各種ツアーなどテーマパークのように色々な選択肢から遊べます。
1ブルネイドル=100円ほどですので、ゴルフ18Hで18,000円、サップは500円ほどの値段です。
私は一人で楽しくサッププールを独占して、遊んでいました。なかなか早くまっすぐ漕ぐのは難しかったので、何度も落ちました。別途Youtubeであげる予定です。
豊富なレストラン
ザ・エンパイア・ブルネイホテルには、数多くのレストランがあります。ブルネイ料理をはじめ、アジアや西洋の料理など、幅広いジャンルを楽しめます。また、レストランの中には、海を望むテラス席があるため、景色を楽しみながら食事をすることもできます。
折角なのでアフターヌーンティーを体験しました。
こちらのティーセットは16ブルネイドルです。テーブルは1時間の時間指定があるようでした。席の混み具合によってはあまりゆっくり出来ないかもしれませんね。
私はロビーが見えるSpaghettini Restaurantで食事をしました。ドレスコードがあるので、ご注意ください。
メニューになります。最低3品料理を選ぶコース形式になります。私は3品46ブルネイドルのコースを選択しました。おすすめは海鮮系で特にエビがいいみたいです。
ということで私はBRUNEI PRAWN、PAN FRIED BARRAMUNDI、AGLIO E OLIOを注文しました。
いわゆるお通し的なもので焼きたてのパンがもらえます。マーガリンの横にあるソースは酢とオリーブオイルの混ぜ合わせたようなバルサミコ酢のようなものでしたが、これが意外にパンとマッチしました。
最初に来た料理がブルネイで取れたエビのグリル焼きです。東南アジア特有の油を多量にしようしているわけではなく素材の味を活かした焼き方だったため、香ばしく、またちょっと甘めなレモンと抜群の相性でした。
アーリオオーリオは言うまでもないのでカット(笑)
バラマンディは魚で味がタイのような味になります。東南アジアやオーストラリアではかなりメジャーな魚です。日本でいうスズキのような魚になります。こちらもパリパリの表面とホロホロな肉、少量の油、絶品でした!
デザートではりんご焼きにアイスクリームです。流石は7つ星ホテルどれを食べても文句なしの味と接客でした。
冒頭でも述べましたがブルネイはイスラム教を厳粛に守っている国のためお酒は一切ありませんので、ご注意ください。
上質なスパ
ザ・エンパイア・ブルネイホテルには、上質なスパがあります。アジアの伝統的なマッサージやトリートメントが豊富に用意されており、リラックスできる空間が広がっています。また、スパ施設内にはジャグジーやサウナ、プールなどもあり、一日中過ごすことができます。
ザ・エンパイア・ブルネイホテルに安く泊まるには!?
ザ・エンパイア・ブルネイホテルは、季節やイベントによって様々なお得な情報を提供しています。公式ウェブサイトやSNSなどで情報をチェックし、予約前に確認することをおすすめします。
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1泊2日と短い滞在時間でしたが、優雅でゆっくりなひと時を過ごすことが出来ました。
チェックアウト時には予約したタクシーが来なかったためにホテルの送迎を利用することになり、現金がなかったですが、ホテルの支配人がまけてくれたことには非常に感謝しています(笑)
2泊あればブルネイの観光地にもいけますが、ホテル滞在のみでも十分楽しかったです。
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