鬼滅の刃の聖地として注目されてからは国内のみならず、海外の人にも人気の観光スポットになった栃木県あしかがフラワーパーク、鬼が嫌うとされる藤の花が咲く4月~5月に一面の紫色や白色の藤の花が生み出す幻想的な風景を堪能できます。
もちろん、鬼滅の刃のファンでなくても十分景色を楽しむことができます。
春の絶景を楽しむならここ!
栃木県足利市に位置する「あしかがフラワーパーク」は、四季折々の花が楽しめる日本有数のフラワーパークです。中でも、春に咲き誇る藤の花は圧巻で、その美しさを一目見ようと国内外から多くの観光客が訪れます。特に樹齢160年を超える大藤は「世界が息を呑んだ美しさ」とも称され、その壮大さと優雅さは訪れる人々を魅了してやみません。特にGWは園内のレストランや園内ベンチどこも空きがないくらい賑わいます。

藤の花の見頃とイベント情報
足利フラワーパークの藤の花が見頃を迎えるのは例年4月中旬から5月中旬にかけて。この期間には「ふじのはな物語~大藤まつり~」が開催され、園内ではさまざまな種類の藤が順次満開を迎えます。
開花状況などは公式ホームページをご参照ください。
藤の花は色や形が異なる種類があり、代表的なのは「紫藤」「白藤」「きばな藤(黄花藤)」です。それぞれが異なるタイミングで見頃を迎えるため、何度訪れても異なる表情が楽しめるのが魅力です。また、夜にはライトアップが施され、昼間とは違った幻想的な光景が広がります。
特にこの大藤は「鬼滅の刃」の作中にある、鬼を退治する組織「鬼殺隊」になるための『最終選別』の地として登場する藤襲山に似ていることから聖地としても有名です。
足利フラワーパークの見どころスポット
やはり一番の見どころは大藤棚です。田園の一番奥にあります。続いて入り口にある白藤のトンネルです。
1. 大藤棚
600畳敷の巨大な藤棚が3面にわたり広がり、その規模は圧倒的です。満開時には紫色の花房が一面に垂れ下がり、甘い香りが周囲を包み込みます。昼間の光に照らされる藤も美しいですが、夜間ライトアップされた大藤は、まるで星空が降り注ぐかのような幻想的な光景を作り出します。


2. 白藤のトンネル
全長80メートルにわたる白藤のトンネルは、純白の花が織りなす優美なアーチです。花房が風に揺れるたび、ほのかな香りが漂い、歩くだけで癒しを感じられるスポットです。昼間は爽やかで清らかな雰囲気が漂いますが、夜にはライトアップにより、真っ白な花が柔らかく浮かび上がります。


3. きばな藤
日本では珍しい黄色の藤も見どころの一つです。きばな藤の鮮やかな黄色は園内の他の藤とは一線を画し、特に夕暮れ時には黄金色に輝くように見えます。この花もライトアップされ、暖かな光に包まれた姿が神秘的です。
私は黄色の藤の花は興味がなかったため、写真を撮りませんでした(笑)
4. 水辺の藤とリフレクション
池の周囲にも藤が植えられており、水面に映り込む姿がまるで鏡のように美しいです。特に夜間はライトアップが水面にも反射し、光の花が二重に咲き誇る幻想的な光景が楽しめます。


訪れる際のポイント
- ロッカーの使用:観光客の方で荷物などある場合には駅のロッカーに入れることをおすすめします。園内のロッカーは激戦区なので使用できないと思った方がいいです。東京方面からくる場合には小山駅で乗り換えするので、そこの駅構内ロッカーにいれるのもありです(私はそうしました)
- 混雑回避術:見頃の週末は特に混雑します。平日や早朝、夕方を狙って訪れると比較的ゆったり鑑賞できます。
- 服装選び:園内は広いため、歩きやすいスニーカーや運動靴をおすすめします。また、春先はまだ冷える日もあるため、防寒具があると安心です。逆に日中は結構暑いです。
- 撮影ポイント:大藤棚や白藤トンネルは人気撮影スポットですが、混雑時には順番待ちが発生します。早めの訪問がおすすめです。また、三脚は禁止です。
- ライトアップ時間:夕方から夜にかけて点灯されるため、日中の景色と合わせて異なる表情を楽しむのがベストです。
アクセス方法
東京から電車で約90分という便利さもあり、日帰り旅行にも最適です。JR両毛線「足利フラワーパーク駅」から徒歩3分という立地の良さも魅力的です。
入園料
入園料は開花の状況や時期・時間帯によって変化します。1日滞在する場合には1日券が必要ですので来場する際には公式ホームページをご確認ください。また、チケットの予約は不要ですが、当日券を購入する場合には長蛇の列を並ぶこともありますので、事前のチケット購入をお勧めします。
入園料は大人1名1,200円~2,300円のようです。
ふじのはな物語 大藤まつり2025 | あしかがフラワーパーク
まとめ
藤の花は色や形が異なる種類があり、代表的なのは「紫藤」「白藤」「きばな藤(黄花藤)」です。それぞれが異なるタイミングで見頃を迎えるため、何度訪れても異なる表情が楽しめるのが魅力です。また、夜にはライトアップが施され、昼間とは違った幻想的な光景が広がります。
足利フラワーパークの藤の花は、圧倒的な規模と美しさで訪れる人々を魅了します。季節ごとに異なる表情を見せる藤を堪能し、心が洗われる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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