冬の北海道を訪れるなら、絶対に見逃せないイベントが「支笏湖氷濤まつり」です。氷と光のファンタジーに包まれるこのお祭りは、毎年1月下旬から2月下旬にかけて開催され、多くの観光客で賑わいます。毎年時期は前後しますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
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支笏湖氷濤まつりとは?
支笏湖氷濤まつりは、支笏湖の湖水を汲み上げて作られた巨大な氷像が立ち並ぶ冬の祭典で、氷も美術館をコンセプトに様々な氷像が毎年職人さんたちの手で作られています。その氷像たちは昼間は自然光で美しく輝き、夜になるとカラフルなライトアップで幻想的な雰囲気に包まれます。
その歴史は1977年に始まり、地元の人々や観光協会が支笏湖の自然の美しさを広めるために企画したのがきっかけです。以来、北海道の冬の一大イベントとして定着し、毎年国内外から多くの人々が訪れています。
支笏湖へのアクセス方法
支笏湖は札幌から車で約1時間、新千歳空港からは約40分でアクセスできます。公共交通機関を利用する場合、札幌駅から千歳線で新千歳空港まで移動し、そこからバスで支笏湖温泉(約55分)まで向かいます。冬季は道路が凍結している場合があるため、スタッドレスタイヤやチェーンが必須です。
新千歳空港から片道約1,260円となっております。詳しい時刻表は公式サイトをご参照ください。
なお支笏湖から戻る際には事前に宿にバスを予約してもらうことで確実に乗れますが、予約できなかった際には座れるように早めにバス停に向かい並ぶことをお勧めします。この時期は観光客がすごく多いですので。。
見どころと楽しみ方
会場には氷のトンネルや氷の城、滑り台などがあり、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが満載です。特に夜のライトアップは必見で、青やピンク、緑の光に包まれた氷像が息を呑むほど美しいです。




さらに、地元グルメや温泉も楽しみの一つです。温かい甘酒やジンギスカン、支笏湖名物のヒメマス料理など、冷えた体を温めてくれるメニューが充実しています。(食事メニューは毎年変わります)

夜にはライトアップが施され、カラフルなLED照明が氷の中から幻想的に輝きます。特に氷のトンネルや氷の城の内部はライトアップが美しく、まるで氷の宮殿に迷い込んだかのような体験ができます。会場全体が一体感を持ち、澄んだ冷気と共に幻想的な雰囲気を楽しむことができます。



入場料
入場料は大人1人500円となっています。
また、希望者には1日5回開催されるツアーに参加することで、地元のガイドさんによる山線や氷濤まつりの歴史などを解説や池や壁の裏側、氷像の骨組みなどを見せてもらうことが可能です。
支笏湖に宿泊される方は特別チケット大人1人1,500円を購入することで、閉場後にゆっくり観覧することが出来ます。
おすすめ宿泊先
支笏湖の宿泊先はあまり多くありませんが、私は雨の日と夕焼けという宿に泊まりました。宿泊部屋は5部屋しかないため、かなり静かに過ごすことができます。一番素敵なのはディナーの時間にはジェラートが食べ放題(20:30-22:00)というところです(笑)数種類あるジェラートが食べ放題で、どれもおいしいので非常にお勧めです。支笏湖周辺にはあまり飲食店も多くなく、営業時間も短いため、宿で朝食と夕食を依頼したほうがいいと思います。
支笏湖 雨の日と夕焼け
ここがロビーです。

客室はベランダにも出ることができ、あたり一面の雪景色を見ることが出来ます。


温泉は宿にはありませんが、徒歩3分ほどの支笏湖温泉は無料で利用できます。利用する際にはホテルのタオルを持参ください。


こちらは料理の一部ですが、ピザは5種類あるものから1種類チェックイン時に選ぶことが可能です。

こちらが話題のジェラートです。私が行った際には以下の14種類を提供していました。塩バニラと甘酒にハマっていました。
- 美瑛町ジャージー牛乳
- 自家菜園かぼちゃ
- 高砂酒造の甘酒
- 塩バニラ
- 黒千石大豆
- チョコレート
- 抹茶
- 北海道産ブルーベリー
- ローズマリーとオレンジ
- ミルクティー
- マンゴーミルク
- トマト
- ゆずレモン
- 桃ヨーグルト
まとめ
支笏湖氷濤まつりは、北海道の厳冬期だからこそ体験できる特別なイベントです。美しい氷像と光のコントラストを楽しみながら、心も体も温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
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