冬の風物詩　待望の札幌雪祭り 見所は！？

冬の北海道ほど日本で寒いところはありませんが、冬だからこそ行きたいのも北海道でした。雪祭りと聞けば誰もが一度は行ってみたい有名な冬の祭りではないでしょうか。

2020年のコロナに開催されたのを最後にずっと中止もしくはオンラインのみでしたが、2023年から復活し一般客も無事札幌雪祭りに参加できるようになりました！

この時期の北海道は朝はマイナス10℃近くまで下がります。足元が冷えるとどんどん全体的に寒くなるため、その対策として靴用カイロがオススメです！

札幌雪祭りの見どころ　

札幌雪祭りは北海道札幌市の大通公園とすすきので開催される雪と氷の祭典で毎年2月に1週間という短い期間のみ開催されるイベントです。大小の雪像・氷像、北海道の食、ステージイベント、ライトアップ等が楽しめます。

雪祭りの会場は

• 大通会場
• すすきの会場
• つどーむ会場

3か所ですが2023年はつどーむ会場の開催は見送られました。

札幌駅から徒歩12分ほどの距離で直線的な道のため、非常にわかりやすいです。最寄り駅は大通駅となります。歩く距離を短くしたい場合にはこちらを利用ください。

すすきの会場は時計台が見える36号線を南下すると徒歩10分程で到着します。

大通公園の見どころ

雪祭りでは雪像と氷像が見えると冒頭に記載しましたが、ここ大通公園は雪像を見ることが出来ます。その年の流行りのものやキャラクター、イベントをテーマとして色々な雪像をみることが出来ます。

大通りの1丁目から10丁目まで用意されているため色々なイベントなど楽しむことができます。

3丁目　市民雪像

北海道市民（企業含む）の応募によって作成された雪像がズラリと並んでいる風景と札幌タワーをバックに写真撮影が可能です。雪像の前に看板がたてられており作成者のコメントつきで投票に参加することが出来ます。テーマは自由でゆるキャラやアニメのキャラ、芸術を象徴する雪像など色々なものがあり、どれも細部までこだわりがあり素敵な作品ばかりでした。

今年は2022年話題になったキャラクターや人物など作られており印象に残ったものを写真に撮りました。

2022年個人的に世間の話題になったのはMLBの大谷翔平選手かなと思います。ベーブルース以来104年振りに二刀流で二桁勝利と二桁本塁打を達成し、MLB史上初投手打者の両方で規定回に達した初めての選手にもなりました。

ロサンゼルスでエンゼルスの試合をぜひ生で行きたい人は私が昨年行った記事を参考にしてもらえればと思います。

MLB エンゼルス所属の大谷翔平の試合を見に行ってみた

続いてアニメ「チェンソーマン」に搭乗するキャラクターポチタです。特徴をかなり捉えた作品ですね。

アニメ化され人気急上昇中、舞台もやることになったスパイファミリーの主人公アーニャです。めちゃくちゃ似てますね！ここの雪像前はかなり人気で写真待ちをしていました。ちなみにアーニャはここ以外にもいました。

4丁目　STV広場

ここには巨大な雪像があります。2022年は白亜紀の北海道ティラノサウルスとカムイサウルスの大雪像が作られていました。

ティラノサウルスは誰もが知る最強の肉食恐竜として認知がありますが、このカムイサウルスはなんと北海道むかわ町地区で日本発の大賀型植物食恐竜の全身骨格化石として発掘されたようです。先住民であるアイヌの言葉で「神」を意味する「カムイ」を含めた「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名されました。

滅茶苦茶迫力ありますよね。。。

牙とか鱗とか細部まで非常に細かく職人のこだわりと技術に脱帽です！

5丁目　道新　雪の広場

次の大雪像は「疾走するサラブレッド」がテーマです。サラブレッドとは馬の品種のひとつで、イギリスで長年の品種改良を経て、競走馬として作り出されたもので北海道は明治期以降の長い歴史を持つサラブレッドの一大産地で、国内で生産されるサラブレッドのうち約９８％が、北海道で生まれ、数々の名馬が輩出されています。そのサラブレッドの疾走感を表現している雪像になります。

夜の時間になると3分程のプロジェクションマッピングを見ることができ、よりその疾走感を見ることができます。

6丁目　市民の広場

ここは小規模の雪像が2体あり、物販と休憩所があります。

長い大通りの丁度中間地点になります。昔からある遊戯王の雪像ですが、今となってはもう全く違うキャラクターとモンスターしかいません。。

7丁目　HBC広場

7丁目にはイギリス・ハンプシャーのエンブリー公園にあるこの歴史的な建物は1825年からはナイチンゲール家が冬を過ごす別荘のエンブリー荘が飾られています。

COVID-19の影響により3年ぶりの会場開催となるさっぽろ雪まつり。HBCは世界的な疫病と闘ってくださるすべての医療従事者の方に感謝として今回このテーマをもって作られました。2022年の下半期以降日本をはじめ、世界各国でコロナによる規制が緩和されております。国内はもちろん海外もより気軽にいけるようになっていっているのは本当によかったです。

ただここには中雪像もありました。漫画、アニメで人気の「ヒーローアカデミア」と「五等分の花嫁」です。

主人公のデクとヴィランのシガラキでしょうか。

この5人の女性キャラクターは五つ子みたいです。このファンの方々は全員分かるのでしょうか。

いよいよメインのエンブリー荘です。

他の広場にある大雪像もそうですが、どれくらい大きいか一目瞭然ですね。

そのまま中に入れそうなくらい精工に作られています。こちらも夜はプロジェクションマッピングが行われます。プロジェクションマッピングの際は人の量が非常に多くなるため早めに移動して写真、動画撮りのポジションを確保したほうがいいですよ。エンブリー荘には到着が遅れ大分後方からの撮影となってしまいました。

札幌市は2023年で100周年を迎えるようですね。

余談ですが、ここには子供しか滑ることができませんが、雪の滑り台があります。大人も滑りたかったのはここだけの話・・・

8丁目　雪のHTB広場

8丁目では豊平館と呼ばれる建造物が飾られています。アメリカ風様式を基調としながらも、正面玄関の円柱や、半円形のバルコニーにはヨーロッパ風様式を採用され、1つの建築で様々な様式の技術が見える美しい建物として1964年、国の重要文化財に指定されました。

この雪像の豊平館は作り方が触れられており、「アイスブロック工法」と言われる独自の技術で、雪で作った細かいパーツを貼り付け、豊平館を表現しております。

9丁目　市民の広場

3丁目と同じような小雪像がたくさん見られます。

3丁目と9丁目の中から市民雪像の投票に参加できます。

またもスパイファミリーの主人公アーニャです。次は「フッ」っていうお馴染みの顔です（笑）

バスケットボールの漫画「スラムダンク」で登場する安西先生です。2022年にスラムダンクの映画が公開されたのは記憶に新しいですね。私も見に行きましたが、かっこいいですよね！

10丁目　UHBファミリーランド

最後が10丁目で大雪像が飾られています。2023年3月、北海道日本ハムファイターズの新球場を含めたエリア、HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE（北海道ボールパークFビレッジ）が開業し、北海道の新しいシンボルが生まれます。

ビックボスこと新庄監督の特徴もしっかり捉えられていますね。

GoProの氷点下仕様バッテリーの効果は絶大ですね。通常バッテリーを使用しているとバッテリー容量があっても勝手に電源が落ちてしまいますが、氷点下仕様のENDUROであれば問題なく使用出来ました。

すすきの会場の見どころ

すすきの会場は「氷を楽しむ」というテーマのもと大・中の氷像が「すすきの」ネオンに輝く幻想的な氷像を見ることができます。

開催エリアは100m近くと大通公園よりは規模は小さいですが、イベント開始日に行けば職人が一から氷像を作るさまを見ることができます。

主に４つのブロックがあり、以下のようなカテゴリーに分かれています。

• Aブロック　魚入り氷像、特大氷像
• Bブロック　大小の氷像
• Cブロック　氷彫刻コンクール
• Dブロック　キャラクター氷像

大通公園から歩いて向かうと真っ先に見えるのが時計台の氷像でした。札幌のシンボルともいわれ観光スポットとしても人気がある場所を見事な彫刻で表しています。

そのすぐ横で注目を集めていたのがすしざんまいが提供する氷の水族館です。毎年こういった粋なものを出展しているようです。

北海道の雪の妖精と呼ばれているシマエナガ、本物を見つけるのも至難の業でテレビでしか見たことないですが、こんなに細かくチェーンソーをメインにして作っているとは思えないですね。

こちらは氷彫刻コンクールの真っ最中です。私はさっぽろ雪まつりの初日に行ったため、完成されたものではなくその過程を見ることが出来ました。

数時間後には。。。

大きなマグロのような魚を釣り上げている漁師でしょうか。

ここでは喫煙所も氷で作られています（笑）カマクラを期待していたのですが、残念ながらありませんでした。

次回は最終日に行ってこの芸術を壊すイベントを見れたらなと思います。

まとめ

初めてかつ念願のさっぽろ雪まつりはとても楽しかったです。また次回も行ければと思います。

この記事が参考になれば幸いです。