関東に住んでいる人なら温泉地として有名な四万温泉(全国的にも有名?)ですが、折角関東にいるなら関東の温泉地を制覇してみようかと考えだした今日この頃です。
本当は伊香保温泉に行きたかったのですが、空きがなくたまたま調べた四万温泉でしたが、実は題名にあるように千と千尋の神隠しのモデルになった場所があると言われ俄然興味がわき、いくことを決めました。
宿泊した旅館の紹介の現状の観光スポットを紹介します。
サクッと1泊2日の温泉旅行に行きたい(日帰りは難しいかも…)
温泉が大好き
貸し切り露天風呂に入りたい
温泉宿でゆっくりしたい
千と千尋の神隠しやアニメ聖地巡りをしたい
3つの貸切露天風呂が楽しめる 柏屋旅館
私が宿泊した旅館は3つの貸し切り露天風呂を堪能できる旅館『柏屋旅館』です。四万温泉の温泉街からは徒歩20分少々と離れてはいますが、ホームページにもでかでかと書かれている3つの貸し切り露天風呂に惹かれて予約しました。
ただ温泉街からバスが通っていますので(1時間に1本)清流の湯入口で乗り降りすれば歩かずに済みます。料金は290円でバスを利用すると約5分です。バス停は四万グランドホテルの目の前のためすぐ見つかります。ちなみにこのホテル前は東京からの高速バスの乗り降りする場所になります。
私が宿泊した部屋はシングルルームの夕食朝食つきで26,000円のプランでした。食事はお料理少なめプランなので通常よりも少し安いと思います。詳細は各種サイトをご参照ください。
住所や地図は以下になります。
住所:群馬県 吾妻郡中之条町四万3829
TEL:0279642255
客室の様子
今回シングルルームでしたが、ビジネスホテルよりは広めの部屋で、テラスもあったため解放感がありとてもよかったです。
特にテラスは露天風呂や大浴場後の暑くなった体を冷やすのに冬は最高です。テラス用のスリッパも常備されているのでご安心ください。
露天風呂の様子
お風呂のくくりでいうと4つあります。3つの露天風呂の月乃湯、櫻乃湯、楓乃湯に男女それぞれの大浴場です。画期的なのは貸し切り露天風呂のシステムでした。
1Fの共有エリア(コーヒー、紅茶が21時まで無料で飲めます)に写真ような表示があります。2F廊下にも表示があり、ランプが点灯していると先客がいる、点灯していないと空きという意味を示しており予約などなしの先着順かつ30分間の利用という運用の元成り立っていました。外国人も泊まっていましたが特に問題はなくルールを守られていたようで、予約しても誰も使用しないといったことはないシステムでした。
そしてもう1つ素晴らしい点は全露天風呂(大浴場含む)にバスタオル、アメニティが全て常設されているため入りたい放題使いたい放題なのです!バスタオルは地味に嬉しいですよね。
月乃湯
樽風呂のような露天風呂ですが、お湯がちょっとぬるいですので寒い冬にはちょっときついかもしれません。
櫻乃湯
ちょっと熱めでしたが、許容範囲の温度でした。個人的にここが一番好きでした。月乃湯と隣同士なので空いてさえいればすぐに移動できるのもいいですね。
楓乃湯
ここの湯加減は人によっては丁度いい、人によってはぬるめと感じる湯加減でした。私は丁度いい側に感じましたが、雰囲気は櫻乃湯派だったのでこちらが個人的第2位になります。
全ての露天風呂に脱衣所があります。ロックをかけることで露天風呂の使用中ランプが点灯する仕組みになっています。なのでロックのし忘れにご注意ください。
柏屋旅館の料理
今回私は夕食、朝食つきのライトミールプランを利用しました。チェックイン時に夕食の時間を指定します(18時か18時半)朝食はチェックイン時もしくは夕食終了後に指定することができます(8時か8時半)
こちらは前菜です。非常に彩り豊かな旬なものばかりでした。
こちらが温物になります。ごはんもお肉も熱々の状態で出てくるので全部美味しくいただくことが出来ます。テーブル席に分かれており、個室のような扱いなので気軽にゆっくり食事ができます。
この後はデザートですが、ライトミールでもかなりボリュームはあったと思います。
宿屋は売店もやっています。21時くらいで閉店になりますが、実際の時間は宿で確認してもらえたらと思います。
こちらが朝食になります。肌寒い中冷たいものが多くはありましたが、この蒸し野菜はありがたかったです。これに白米がつきますが、食べ切れませんでした(笑)
四万温泉街の観光スポット
四万温泉街はかなり小さいため観光スポットは実はそんなに多くありません。車を利用すれば日帰りも可能です。
でも温泉街の醍醐味はやっぱり温泉宿でゆっくりすることですので、1泊することをおすすめします。
ちなみに車利用でも駐車場(無料)はありますのでご安心ください。ただ来る時間が遅いと止める場所は早いもの順なのでない可能性もあります。
千と千尋の神隠しの聖地? 積善館
まず最初に紹介する場所がタイトルに記載されている、千と千尋の神隠しの舞台と噂される積善館です。昼間よりもライトアップされる夜に行くことをおすすめします。真っ赤な橋と本館の格子窓が千と千尋の神隠しに出てくる旅館を彷彿させることで夜の観光スポットとして有名で、人も多かったです。
また積善館は300年以上前に建てられた温泉旅館で、本館は現存する日本最古の木造湯宿建築とされていることから歴史の古い温泉旅館としても有名です。私は日帰り温泉を利用していませんが、内装は温泉宿としては珍しく洋風モダンスタイルとなっております。
千と千尋の神隠しの舞台になったと噂される場所は山形にもあります。山形県の銀山温泉はご存じでしょうか。特に冬にいくことをおすすめしますが、湯屋のモデルになったと噂をされるほど古い造りの宿屋を見てはいかがでしょうか。
昔ながらの射的・スマートボール 柳屋
積善館の丁度反対の道をまっすぐいくと見えるのが四万温泉唯一の遊び場である「柳屋」があります。レトロ風のパチンコ、射的を500円程度で遊ぶことができます。
射的の威力はかなり強力で、地方の屋台出店なんかよりも強いためうまくあてれば一発で的が落ちます。
500円で結構穴に落とすことができたため長く遊ぶことができました!
間に的がない箇所がありますが、そこは私がしっかりあてて的を落として後です。初挑戦で見事景品ゲットしました♪初めての方でもお店の人が教えてくれるので安心して遊べます。開店直後の10時頃は結構人が多いですがお昼時間は逆に穴場になります。
お洒落なカフェで温泉ラテを
温泉街のカフェの中でひと際人気なのが四万温泉柏屋カフェです。
お昼直後は並ぶくらい人がきますので、午前中がおすすめです。
名物はこの温泉ラテです。普通のラテアートに飽きたかたはお試しあれ。
無料の共同浴場、足湯、飲泉を堪能しよう
四万温泉街には無料の共同浴場(3か所)、足湯、飲泉場があります。
その名の通り温泉の湯を飲むことで、胃腸などへの効果が見込まれるそうですが、少し酸っぱい味です。地元のレストランや旅館ではこの飲泉を利用して調理などをしております。
私はどこにあるか分かりませんでしたが、2か所あるようです。興味がある人は飲んでみましょう(もしかしたらコロナ禍で中止しているのかもしれません。)
四万湖で四万ブルーを堪能
奥四万と呼ばれるエリア(四万温泉街から徒歩50分)には綺麗な青色の湖通称四万ブルーの四万湖でのトレッキングやウォーターワースポーツが春や夏のシーズンには人気です。
冬は雪のため危険を伴いますがそれ以外の季節には美しい自然を堪能することができます。
東京から四万温泉への行き方
東京からは東京駅八重洲口からバスが出ています。関越交通株式会社が運営しており、以下公式ホームページから時間帯と料金を確認できます。
2023年現在では片道3,300円、往復5,600円となっております。所要時間は渋滞がなければ4時間ちょっとです。休憩は途中のサービスエリアで1回ありますが、バスにもトイレがついていましたのでご安心ください。(ただ車両によりトイレがない場合もあるそうです)
通年 | 冬・春増便 | |
東京発 | 8:50 | 10:40 |
四万温泉着 | 12:20 | 14:25 |
通年 | 冬・春増便 | |
四万温泉発 | 13:45 | 10:45 |
東京着 | 17:55 | 15:10 |
まとめ
- 東京から簡単でバスで行けるので1泊2日の温泉旅館プランがおすすめ
- スマートボールや射的は東京に帰る前の午前中もしくはお昼すぎに行こう
- 日帰りの場合、積善館の夜景は絶対に見るべし
今回私は楽天トラベルを利用して、宿の予約をしました。
楽天トラベル楽天トラベル以外を利用されるかたは以下から空き部屋や料金プランを参照ください。
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