2022年も6月となりコロナで規制されていた国境の緩和も多くの国が実施し始めました。
オーストラリアも5月上旬から観光客に対して国境を開け、入国の手間が大きく緩和されました。私は2022年6月4日にオーストラリアに実際に旅行に行ったため、是非オーストラリア旅行を検討している人々にこの情報をシェアしたいと思い、すぐ共有させていただこうと思いブログを早速書いております。
意外とハードルが高い部分もあった印象を受けますが、出来る限りわかりやすく説明したいと思いますので、最後まで是非お付き合いください。
オーストラリア旅行を検討している人
オーストラリアの入国方法が現在よく分からない人
オーストラリアにワーキングホリダーとして勤務したい人
ワクチン接種をすでに完了していて旅行を検討している人
PCRが必要ない国に旅行したい人
パースに来たら個人的に絶対行くべきだと思うのはロットネスト島です。ロットネスト島にしか生息しない世界一幸せな動物と呼ばれているクオッカの可愛さは無限大です。ハマらない、癒されない人はいないと思います。人懐っこいクオッカに是非会ってみませんか。
行く人みんなを幸せにする島 ロットネスト島クオッカに会うべき理由
パースから行ける贅沢かつリッチな旅行の仕方教えます。記念日に贅沢してみてはいかがでしょうか。世界遺産のシャークベイ、野生のイルカにもしかしたら会えるかも!?世界遺産にならないが壮大かつスピリチュアルな景色が見られるピナクルズ風化が激しいため将来的には見ることが出来なくなるかも!?
オーストラリアの現状
オーストラリアに入国する際には必要な手続きをすれば誰でも入国できますが、この記事ではコロナのワクチン接種が完了しており、かつオーストラリアのVISAがない外国人に対してのみ役立つ記事です。ワクチン接種未接種の方はオーストラリア入国時に隔離があるので、勘違いないようにお願いします。
現在2022年6月現在、オーストラリアにストレスフリーで入国できるのは以下の人です。
- TGA(豪州治療製品管理局)が承認するワクチン接種を完了していること
- ETASを申請し、承認されていること
- Australia Digital Passenger Declaration (DPD)を出国前に完了すること
この3つが完了していることを当日空港のチェックインカウンターで見せる必要があり、漏れがある飛行機に乗ることが出来ませんのでご注意ください。
上記3点を満たしている人は
- オーストラリア入国時に隔離がいらない
- オーストラリア入国時にPCR検査も到着後のRTK検査も全ての検査が不要
TGA(豪州治療製品管理局)が承認するワクチン接種を完了
これはコロナに対するワクチン接種を完了していることを示しております。
日本の場合にはファイザーとモデルナをワクチン接種完了している人が大半なので問題ないと思いますが、オーストラリア政府が認めているコロナワクチンは以下になります。これ以外はワクチン接種をしていない人と同じ対応のため隔離が発生します。
緑色にハイライトされているのがファイザーとモデルナです。2回目の接種後に2週間経過していないと接種完了とみなされませんのでご注意ください。
Two doses at least 14 days apart of:
AstraZeneca Vaxzevria
AstraZeneca COVISHIELD
Pfizer/Biontech Comirnaty
Moderna (Spikevax or Takeda)
Sinovac Coronavac
Bharat Covaxin
Sinopharm BBIBP-CorV
Gamaleya Research Institute Sputnik V
Novavax/Biocelect Nuvaxovid
Or one dose of:
Johnson & Johnson/Janssen-Cilag COVID Vaccine
私は現在マレーシアに住んでいるためワクチン接種の証明書は元々デジタル証明書として持っているのですが、日本の方がどのようになっているか不明ですが、以下4点が記載または合っていることをご確認ください。
- 氏名 (パスポート記載の氏名と同一である必要があります)
- 生年月日またはパスポート番号
- ワクチン名
- 接種日
入国時に提示する必要があるようですが、私はフライトのチェックイン時に確認されました。
ETAS(AustralianETA)の申請方法
AustralianETA通称ETASは必須で申請する必要があります。
申請後通常3日前後で承認されますが、遅い人は1か月かかるようです。オーストラリアの旅行を計画している人は早めに申請しておきましょう。承認から1年間はVISAが有効となります。
ETASは現在携帯アプリでのみ申請可能で以下の国が利用可能です。
- ブルネイ
- カナダ
- 香港
- 日本
- マレーシア
- シンガポール
- 韓国
- アメリカ
ETASは写真の左側のアイコンです。
セキュリティーがかかっているため、スクリーンショットを撮っての説明が出来ませんが、簡単に説明したいと思います。
スマホにICチップを読みとる機能がないとVISA申請出来ません。代行業者も現在取引をしていないためスマホに同機能がない方は現状オーストラリアに旅行出来ないと思われます。
①まずアプリを起動し、規約に同意後パスポートをスマホのカメラでスキャンします。
②パスポートのICチップをスマホで読み取り、パスポート情報が全部自動で入力されるため確認をして、次に進みます。
③問題なければ出国場所の住所と電話番号を入力
④メールアドレスの登録
⑤旅行の目的と申請者の情報(職業など)を入力
⑥犯罪経歴の有無の記載
⑦オーストラリアでの滞在先の記載(ホテルが決まっていればホテルの住所と電話番号をいれておきましょう)私はホテルがまだだったため、なしと記載に別欄にその理由として「Stillnot book the hotel yet」と記入しました。
⑧申請料金の決済をします。料金はAUD20$(1,800円)です。VISAのクラスはsubclass 601と呼ばれるものですが、もし、万が一拒否された場合は別の観光ビザで再申請が必要もしくは、追加の書類申請をする必要があり、より一層時間がかかってしまいます。この拒否は何を基準にしているか不明ですが、こういった不足の事態を想定して、前もって申請したほうがいいと思います。
承認されると「Granted」と記載されたPDFを登録されたメールに送付されます。私は1日で承認されました。
Australia Digital Passenger Declaration (DPD)の申請方法
出発72時間前までにAustralia Digital Passenger Declaration (DPD)を申請する必要があります。
これが申請完了していないとフライトのチェックインも出来ません。オンラインでチェックインの手続きは出来てもチケットの発券は空港のカウンターで行うこととなっているからです。
空港のカウンターでやるとなると他の待っているお客さんの迷惑になってしまうので、忘れないうちに事前にやっておきましょう。そこで時間をかけてまた並びなおすハメにもなります。
ただし、申請方法は非常に簡単ですのでご安心ください。
- アプリをダウンロードして、アカウントを作成する(IDは登録したメールアドレスになります)
- フライト情報を全て記入する
- 搭乗者のパスポート情報を記入する
- 過去14日間に海外に滞在していた場合にはその旨を記入する(私は2週間前シンガポールにいたためその旨を記入していますが、特に何もありませんでした)
- 滞在情報を入力する
主に、オーストラリア経由で旅行をするのか、オーストラリア国内で移動するのか、12か月以上滞在予定はあるか、滞在目的は、滞在日数は、現在滞在中の国はどこか、職業は
等です。
6.現地での連絡先を記入する
7.ワクチン接種情報の有無と電子証明書のアップデート
以上になります。
こちらも空港のチェックイン時に見せる必要はありましたが、オーストラリア入国時には見せることはありませんでした。
オーストラリア入国
私はオーストラリアのパースに入国しました。
オーストラリア政府の発表に対してオーストラリアの州政府も独自のルールを発表することが出来るようで、念のためにオーストラリアの州政府のサイトも確認することをお勧めします。
パースは入国時にPCRの陰性証明書も不要で、入国後にRTK検査も受ける必要もなく、入国してすぐに活動することが出来ました。
クアラルンプールからの便はマレーシア航空でしたがパースに14:50に到着しました。別の友人が到着した際には深夜着だったため、私と入国の手順が違ったようです。入国審査は無人での電子承認式と有人式があります。
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無人式(スマートゲート)
これは日本人が日本に入国または出国するときとほとんど同じですが、少しだけ違います。
- 券売機のような機械でパスポートをかざし、必要な情報を入力する
- 簡単な質疑応答を機械上で「はい」「いいえ」を選択します
- 言語は自動的に日本語になるためご安心ください
- 完了後eTravelと記載されたカードが出てくるので抜き取って目の前にあるカメラ検査エリアに行ってください
- まず先ほど回収したeTravelを挿入し、指示があった際にマスクを取ってカメラを見ます
- 問題ないとゲートが開き、eTravekカードが返却されるため回収しましょう
- 預け荷物がある人は回収後、別途荷物検査があるため荷物検査エリアに行きましょう
- 税関に飛行機内で記入したカードとeTravelを係員に渡して終了です
有人式
海外に行ったときに通常通りの対人の入国審査です。
私はこれを体験してわけではありませんが、深夜便での到着はこちらになる可能性があり、出国時のチェックインで見せたものを再度見せる可能性があります。
ただパースはWifiがしっかりしているのでご安心ください。
日本人は使用可能と記載あるので恐らくどの時間もスマートゲートは使用できると思いますが、違った場合には教えてください。
パース市内へのアクセス方法
国際線を利用するとほとんどの人がターミナル1に到着すると思います。
交通手段 | 所要時間 | 料金 |
バス | 30~50分 | AUD $4.9 |
タクシー | 20分 | AUD $50+ 空港利用税$3 |
Uber | 20分 | AUD $25 + 空港利用税$3 |
バスの利用には現金もしくは専用のパスカードしか利用できないためご注意ください。
事前に少しだけ両替しておきましょう。お釣りはありません。
バス停は空港を出て、道路を右側に歩くと下の写真のようなバス停が見えます。これがパース市内行きのバス停になります。
現在の時刻表も載せておきますので参考にしてください。
オーストラリアのバスは各バス停の名前を車内で読み上げません。エリザベスキーは最終なのですが、手前で降りる予定のある人はグーグルマップなどで居場所を確認しながら降りた場所でボタンを押しましょう。ボタンは日本と同じようなものがバスの中にあります。
バスの利用可能時間がない場合にはタクシーまたはUberしかありませんが、Uberが個人的におすすめです。タクシーより安く安全に手配できますので、旅行中に重宝しました。
Uberの予約も可能ですのでぜひ使用してみてください。
まとめ
- ESTAは早めに提出して、航空券は後から購入しよう
- DPDの入力はフライトの72時間前入力可能ですので、忘れずにやりましょう
- 日本人であればスマートゲートを利用可能なので利用しよう
- 可能ならバスを利用してパース市内へ移動しよう
鎖国状態だったオーストラリアもついに解禁されました。これからオーストラリアの記事も書いていきますので、楽しみにしておいてください。
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パースから行ける贅沢かつリッチな旅行の仕方教えます。記念日に贅沢してみてはいかがでしょうか。世界遺産のシャークベイ、野生のイルカにもしかしたら会えるかも!?世界遺産にならないが壮大かつスピリチュアルな景色が見られるピナクルズ風化が激しいため将来的には見ることが出来なくなるかも!?
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