コロナ後のシンガポール入国手順 最新情報

シンガポール
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マレーシアは2022年4月1日より旅行者に対しても国境を開けました。そしてついに2022年5月1日よりマレーシア入国時にPCR検査も撤廃になりました!ワクチン接種が終わっているのならマレーシアでの隔離も不要になりました。これでかなり海外旅行のハードルが下がったので嬉しい限りです。

今回はマレーシアから行くシンガポールの入国方法を2パターン使用したので紹介したいと思います。日本からシンガポールに入国する場合には飛行機での入国になりますので、飛行機で入国を参照してください。

  • バスでシンガポール入国
  • 飛行機でシンガポール入国

この記事は以下の人に役立ちます。

  • マレーシアーシンガポールをバスで行く方法が知りたい、不安だ
  • 出国入国はバスのときにどうなっているか知りたい
  • 飛行機での入国の現状を知りたい
  • 移動費を極力安くしたい(バス)
目次

マレーシアーシンガポールのバスの予約方法

予約サイトはBus Online ticket.com です。

サイトに飛ぶと以下のような画面になりますので、「Origin(出発地点)」を選択し、「Arrive to(到着地点)」でSingaporeのCity Plazaを選択してください。

BusOnline
BusOnline

到着地点はご自身がシンガポールで知ってる都市、移動しやすい都市を選択してもらえればと思いますが、私は今回初めて使用したCity Plazaは結構わかりやすかったのでおすすめです。

Grabが使用出来ればすぐ呼べますし、マリーナベイサンズは近場ですし、街の中心地に近いため帰る際にもアクセスしやすい位置でゴミゴミしていませんでした。

往復で65 SGD(シンガポールドル)で、日本円で5,200円でした。

マレーシア クアラルンプールのバスタミナールにて

クアラルンプールの出発地点はTBSバスターミナルになります。窓口が混雑するかもしれませんので出来れば出発1時間前に到着しておきましょう。クアラルンプール市内からタクシーで10分から15分の距離です。

TBS
TBS
TBS
TBS

こちらの窓口にてオンラインで購入したチケットを見せることでマレーシアーシンガポール間のチケットを発券してもらえます。

すると以下のようなチケットがもらえますので、飛行機と同じDepartureに行きます。QRコードを読むと入場できます。

右下に記載されているGateが搭乗口になるため、そこで待ちましょう。

バスチケット
バスチケット
バス
バス

これが今回乗るバスで3列シートなので、ゆったり座ることが出来ます。残念ながらトイレはありません。

USBが座席についているのですが、私の座席は使用できなかったためモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。

バス車内での過ごし方

この日は朝8時くらいにクアラルンプールを出発してシンガポールに到着したのは15:15頃でしたので7時間程度かかりました。

バスはエアコンが効いており、吹き出し口を閉じても回りの人次第で寒かったりするため、不安な人は1枚羽織るものがあるといいと思います。

途中休憩はイミグレーション手前のみで出発してから3時間以上経過した後初めてとりました。もし途中トイレなど行きたい場合には迷わず運転手に伝えてください。最寄りのサービスエリアに寄ってくれます。

シンガポール入国時の注意点(バス・飛行機)

PCRは必要ありませんが、観光ビザ的な申請は必要です。*2022年5月1日よりシンガポール入国時もPCRの事前検査不要になりました

オンラインでの観光ビザ申請必須

ただし、アメリカの観光ビザと違い無料でできるので安心してください。シンガポール入国の3日以内にオンライン上で申請する必要があります。ちなみに当日の申請でも問題ありません。

この申請は空路、陸路関係なくシンガポールに入国する際には必須のものになります。以下サイトより申請が可能です。シンガポール国民または就労ビザのない人は「Foreign Vistor」をクリックし、必要な情報を入力してください。

途中「Vehicle Number」と入力する箇所があります。ここに「bus」と入力するだけでも大丈夫でした。心配な人は当日バスに乗る際に車両番号を確認してから提出してください。飛行機の場合はここを「air」と選択し、使用する便名を入力します。

Singapore arrival card application

申請が完了すると、SGAC(Singapore arrival card)からメールで完了の旨が来ますので、スクリーンショットとして保存してください。シンガポール入国時に必要になります。

シンガポールのアプリを事前にインストールしなければならない

シンガポール入国時にはアプリの登録をしているかも確認されます。Trace Togetherというアプリはシンガポール滞在時には使用していないといけません。

Android, iPhoneでもインストール可能です。以下のアイコンが「Trace Together」のアプリです。

TraceTogether
TraceTogether

設定方法は以下に記載しますが、この設定は入国後にしてください。

Trace Togetherの設定方法①

まずはアプリを起動します。すると以下の画面になります。

残念ながら日本語はないため「English」を押して真ん中のメールのアイコンを押してください。

Trace Together
Trace Together
Trace Together設定方法②

以下の画面が出ます(左から右へ)次へを押していきます。

最後の画面(一番右)に来たら「Let’s go」を押しましょう。

Trace Together
Trace Together
Trace Together
Trace Together
Trace Together
Trace Together
Trace Together設定方法③

現地にて使用する携帯番号を入力する。SMSが届くのに必要なため海外でのローミングにはなりませんのでご安心を。

電話番号入力後に「Get OTP」を押すと、右の画面に切り替わります。

するとSMSが届きます。SMSに6桁の数字が記載されていますのでその6桁を入力し、「Verify」を押します。

Trace Together
Trace Together
Trace Together
Trace Together
Trace Together設定方法④

下の画面が出てくるので一番下の「Visiting Singapore」を選択し「Proceed」を入力します。

パスポート情報の入力画面に移りますので、入力後チェックマークを入れて「NEXT」を押します。

Trace Together
Trace Together
Trace Together
Trace Together
Trace Together設定方法⑤

入力情報が正しいことを確認し、「ACTIVATE APP」を押します。

これで設定完了です。

ただし、入国後に設定をしてください。

Trace Together
Trace Together

出入国に関して

マレーシアの出国審査

バスでも飛行機でもまず出国審査が必要です。ジョホールバルに着いた後はまずマレーシアの出国審査があります。これは時間のかからないものなので貴重品とパスポートを持って出国ゲートに行きましょう。

飛行機移動にて空港の出国審査で提示の依頼はなにもありませんでしたが、飛行機のチェックイン時にはMysejaのワクチン接種ステータスを見せる必要があります。日本出国時にはMysejaをインストールする必要があるため、特に違いはないと思います。

シンガポールの入国審査

  • バス編

バスで行った際にはシンガポールの入国審査は時間がかかります。窓口が4か所と少ないためでもありますが、バスの荷物を全て持っていく必要があり、事前に荷物の検査があります。私は1時間くらいかかりました。

SGACの有無も聞かれますので、保存したスクリーンショットを見せましょう。

イミグレーションで聞かれる質問は以下です。

  • 何日滞在ですか
  • シンガポールに来る目的は何ですか
  • シンガポールのどこに滞在されますか

等です。ここを過ぎれば後は1時間もかからずにシンガポールのバス降車地点に到着します。

  • 飛行機編

たまたまシンガポール入国したときに他の飛行機の到着がなかっただけかもしれませんが、待ち時間も非常に少なくて入国もスムーズに終わらせることが出来ました。

イミグレーションでも特に質問はありませんでした。

シンガポールから出国(バス編)

帰りの出発地点は行きの降車地点と同じにすることをお勧めします。場所が同じなので迷わないと思います。

The Plaza bus terminal
The Plaza bus terminal

ここでも出発1時間前くらいに到着しておくといいと思います。建物の2階部分にある「eltabina」と記載されている場所がバス会社の事務所です。行きのときと同様にここでバスチケットをもらえます。

事務所内には待機用のベンチもあるため、帰りの際はここで時間まで待つのもありだと思います。空調も聞いており快適です。またPlaza内にもトイレとコンビニがあるので事前に済ませておいたり、軽食などを購入しておくといいと思います。

ペットボトルの水は一人1本無料でバス会社からもらえます。

シンガポールの出国審査

シンガポールからの出国は滅茶苦茶楽勝です。

貴重品とパスポートのみ持参で問題ありません。全てが電子化されており、パスポートをスキャンし、顔と指紋の認証をするだけです。

マレーシアの入国審査

マレーシアの入国審査時には全ての荷物を持参する必要があります。

我々外国人はビザ持ちでも外国人用の入国審査窓口に行く必要があります。ちょっと時間がかかりますが、窓口での対応時間は5分から10分程度でした。

私は質問は1回だけでマレーシアに来た目的はと聞かれました。就労ビザで来ていますのでマレーシアで勤務していますと回答して、その後顔と指紋認証のみでクリアです。

マレーシア入国審査時のやりとり

Immigration Staff : What is the purpose of your visit to Malaysia??

Me : I’m working in Malaysia.

もし観光に来ましたと言いたい場合は

I came for sightseeing to Malaysia.

と答えるといいと思います。その場合には滞在日数など聞かれるかもしれません。

その後荷物(ハンドバック含め全部)を検査し、何もなければ終了です。

シンガポールから出国(飛行機編)

日本に入国する場合には出発2日以内のPCR陰性証明書が必要ですのでご注意ください。日本入国に関しては別記事参照お願いします。

2022年最新版 海外から日本に入国する方法

以下にマレーシアに戻る際の注意点を記載しております。マレーシアの入国にはPCR検査も不要となり、隔離もなくりましたので事前の検査関係などは心配ありませんが、オンライン申請が必要となります。(2022年5月1日より)

飛行機でマレーシアに入国する際の注意点

シンガポールの飛行機チェックイン時にMysejaでやることが1つあります。

まずMysejaアプリを開きます。

Mysejya
Myseja
Mysejya
Myseja

赤丸の「Traveller」をクリックすると右側の画面が出るので「MySafeTravel」をクリックしてください。

すると以下の画面が出るため「Start」と押し、必要な入力情報を入れた後に提出することで完了です。これをマレーシア入国前に実施する必要があります。

Mysejya
Myseja

係員には何度もマレーシアの就労ビザがあるのに必要かと聞きましたが、必要と言われました。

旅行目的にはとりあえずBusinessとして入力しましたが、特に問題ありませんでした。

ちなみにシンガポールの空港チャンギ空港は無料のWifiが利用できます。コロナ前はインフォメーションセンターにてパスポートを提出してパスワードをもらう必要があったのですが、現在はその手間もなくなり、簡単になりました。

シンガポールの出国審査

バス編と同様にオートゲートの利用でしたが、オートゲート後に係員が確認するダブルチェックがあり、少し時間がかかっていましたが、大した影響はありません。出発する時刻次第では混雑が予想されるため早めのチェックインと出国を心がけましょう。

シンガポール空港で入力したMysejaに関して一切聞かれませんでした。日本やそれ以外の国の旅行者からは何か聞かれるかもしれません。

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チャンギ空港からの移動の注意点

飛行機でシンガポールに入国した場合には街中への移動は基本的には電車になると思います。シンガポールの物価は東南アジアの中では高いですが、電車やバスなどの公共交通機関は非常に安いため助かります。

ただ1点だけ盲点がありました。コロナ前はあったのに、コロナ後になくなったスタンダートチケットです。

スタンダートチケット
スタンダートチケット

このチケットはチケット券売機に現金を投入するだけで購入できた鉄道チケットで1枚で6回使用することが出来たので利便性がよかったのですが、コロナ対策でなくなってしまいました。

なので、コンタクトレス決済のクレジットカードでしか購入出来ません。Wifiマークがクレジットカードについていれば大丈夫ですが(Suicaをイメージ)ない場合には空港でSingapore Tourist cardもしくはEzlinkカードを購入する必要があります。

シンガポール国内の公共交通機関利用方法

①コンタクトレス機能つきのクレジットカード

②Singapore Tourist Cardの購入

③Ezlinkカードの購入

Singapore Tourist Cardとは

旅行者向けのICカードでMRT以外にも路線バスが乗り放題になります。1日券から3日券まで用意されています。以下の表にそれぞれの種類と料金を記載しておきます。

スクロールできます
シンガポール
ツーリストパス
SGツーリストパスシンガポール
ツーリストパスプラス
STSチャーム
価格$10,$16,$20$25$38$36.90
期間1日/2日/3日3日3日
デポジット$10なしなし1日
その他一部の飲食店
観光施設等の
割引あり
ツアーや飲食店の
バウチャーあり
マーライオンのチャーム型
Singapore Tourist Cardの料金

それぞれのパスは乗り放題機関が過ぎるとチャージしてEzlinkとして利用できます。

購入場所は空港や主要MRT駅で、このパスはデポジットがあるため払い戻しを受けることが出来ます。払い戻し場所は、全ての駅のTransitLink(チケットオフィス)ですが、駅によって営業時間など異なるためそこだけ注意が必要です。

1回1ドル未満のため1日10回以上乗る場合には非常にお得なのがSingapore Tourist Cardです。

Ezlinkカードとは

日本のSuicaカードやICOCAカードと同じように、チャージしておけば改札にかざすだけで乗車ができるカードです。色々なデザインがあり、7イレブンなどのコンビニで購入可能で購入金額が$10で$5分先にチャージされております。

主要駅にもありますが、売り切れているパターンが多いです。チャージ方法は以下になります。

  • MRT駅の券売機でチャージする
  • セブンイレブンのカウンターでチャージする
  • 銀行ATMでチャージする
  • アプリでチャージする

主要駅だと券売機の数が少なくチャージするために行列が出来ております。私はこのEzlinkをセブンイレブンで購入しました。

MRT
MRT

MRTに関して朗報があります。今まで空港から市内に行くときはチャンギ空港からタナメラ駅まで行き、乗換てブギスなどで再度乗り換える必要がありました。

しかし、チャンギ空港の次の駅であるエキスポ駅から乗換の路線がつながったことでチャイナタウンやマリーナベイサンズと直結するベイフロント駅に簡単に行くことが出来るようになりました。これは非常に助かりますね。

空港から市内まで大体45分程度です。

まとめ

文章にしてもバスでシンガポールに行く壁は非常に低いなと改めて実感しました。

帰りのバスが大渋滞にハマってしまったせいで11時間かかってようやくクアラルンプールに到着となってしまいましたが、なかなか面白いバス旅行でした。

Time is money 時は金なりという言葉があるように飛行機で行った方が断然早いかもしれませんが、安さには勝てないと思います。安くシンガポールに行きたい方の参考になればと思います。

最後にまとめとして、

  • Singapore Arrival card(バスも飛行機も)は必ず事前に提出し、承認されたものをスクリーンショットをとろう
  • Tracetogetherは事前にインストールしておこう
  • バス使用時は出発1時間前には現地に到着していよう
  • バス車内は寒いかもしれないため、何か羽織るものを準備しよう(格安航空使用の場合も)
  • シンガポールでの乗り降り場所はThe Plazaが意外とおすすめ
  • コンタクトレス決済つきクレジットカードを用意しよう

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日本国内も今後増やしていきます。まだまだ日本国内に行ったところは少ないですが、現時点でもマイナーな場所も記載しています。

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この記事を書いた人

easy@traveling2012のアバター easy@traveling2012 旅人サラリーマン

会社員をしながら週末や連休に旅行しています。
JALの上級会員とANAの上級会員を持っている俗に言う紫ステータスです!
これまで行った旅行の紹介を簡単にご紹介して、日本はもちろん各国の良さを伝えることが出来ればと思います。
一部旅行後時間が経過しているため、情報が古く、現状と一致しない場合があるかもしれませんが、ご了承お願いします。

また、おすすめな国や場所など教えてもらえると嬉しいです!!

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