3日目はお隣の国モンテネグロの世界遺産コトルに行きます。
1日目、2日目をまだ見ていない人はぜひ見てください。
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モンテネグロのコトルは日本人にはあまり知られていない場所ではないでしょうか。
クロアチアの世界遺産ドブロブニクがアドリア海の真珠と呼ばれているように、モンテネグロの世界遺産コトルはアドリア海の秘宝と呼ばれています。
どちらもアドリア海にとっては宝物となるような素敵な場所です。
アドリア海の秘宝コトル モンテネグロへの日帰り旅行
モンテネグロのコトルへはドブロブニクから日帰りで行くことが出来ます。
私はViatorを通じて予約しました。一人あたり約7,000円でした。
まず最初にドブロブニクの港からモンテネグロの港に移動します。
バスを乗せることが出来る船に乗り、モンテネグロの港に向かいます。
もちろんバスから降りて船上に行くこともできます。快晴だったのでものすごく気持ちよかったです。
次にモンテネグロのリゾート地ブドゥバに止まります。
モンテネグロは293kmに及ぶ海岸線の内、73kmがビーチになっているという、豊かな自然に恵まれた国です。
その中にあるブドゥバは「ブドヴァンスカ・リヴィエラ」と呼ばれる25kmにわたる海岸線の中心地で、アドリア海に面したリゾートタウンとして人気があります。
ツアーには昼食が含まれていないため自由にここで昼食を食べることが出来ます。
私はアドリア海沿いのレストランで昼食を食べました。
ちょっと曇っていたのが残念です。船の出入りもあり、そこまで深くないため海は汚れて見えました。
ブドゥバはモンテネグロの中でも2500年と非常に古い歴史を持つ町です。
自由時間はたっぷり確保されているので、昼食後も十分な観光が可能です。
ブドゥバもドブロブニク同様に要塞のような強固な街でした。
1979年には地震により多くの被害が出ており、旧市街の多くは破壊されてしまったそうですが、ほとんどが昔のままの状態で復元されています。
ちょっとした細道が映える写真になります。
自分自身のベストスポットを探してみてください。
モンテネグロはユーロ各国の中でもかなり物価が安いです。お土産はここで買っておいて損はないと思います。
コトルにももちろんありますが、ブドゥバのお土産はここでしか買えません。
地図を見ても分かるようにかなり長い範囲でビーチがたくさんあるのがわかります。
「コトルの自然と文化歴史地域」として1979年にユネスコの世界遺産に登録されているコトルはコトル湾と旧市街の美しい風景から多くの人を惹きつけており、近年ヨーロッパでは観光地として知名度がかなり上がっております。
コトルに関して言えば公式サイトもあります。英語のみですが、興味があれば見てください。
コトルはツアーガイドと一緒に回ります。城壁内の各要所の説明をしてくれます。
城壁に入ってすぐ目につくのは大時計です。1602年に製造されたものは観光客の的になります。
個人的にコトル城壁横から撮る写真が好きです。
旧市街には見どころがたくさんあります。
1195年に建てられたセルビア正教会の聖瑠ルカ教会や、聖ニコラ教会、博物館や旧市街を利用したレストラン。そして旧市街の一番の目玉聖トリプトン大聖堂です。
塔以外1166年創設時に使用されたままの状態を保っており、内部の古いフレスコ画が身廊と側廊に架かるアーチは今も残っています。2階には聖遺物展示室があり、聖書や古書など見ることが出来ます。
私はツアー時間が押してしまい、行きたかった城壁を登ることを優先したかったためあまり旧市街は見ませんでした。
城壁を登るには写真のような入口に入らなくてはいけません。ただし入場料があります。
一人8ユーロ (約1,000円)を現金で払う必要があります。
一番上に行くまでに階段を1,000段以上登らなくてはなりません。
体力に自信がないかたは門から徒歩10分から15分程度で行ける救世処女教会まで行けばいい写真が撮れると思います。
私は残念なことに雨が降りそうだったことと、集合時間に間に合いそうになかったためいい感じの写真が撮れる場所で写真を撮って引き返しました。
ここからでも非常に綺麗な写真が撮れたのでもっと高い場所から撮ればもっといい写真が撮れます。
日帰りだとしんどいかもですので、場合によっては1泊もありだなと思いました。
コトルに猫が多い理由
モンテネグロとりわけコトルには至るところに猫がいます。ドブロブニクやブドゥバにもいましたが、数は恐らくコトルの方が多いのではないでしょうか。
これはコトルの人たちに猫が愛されているためです。
当時の中世ヨーロッパではねずみによる疫病が蔓延しておりコトルの都市は壊滅的だったようです。
しかし、猫が来たことによりねずみを撃退し、コトルを疫病から救ってくれたことから猫を大切にしているようです。
コトルからドブロブニクに帰る際に寄りました。
ぺラストと呼ばれる小さな町からボートでコトル湾に浮かぶ島に行けます。
ちなみにこのボード代はツアー代に含まれていません。往復で一人5ユーロ(約500円)です。
行く行かないは自由です。行かなかった人たちは近くのカフェでくつろいでいました。
岩礁の聖母教会と呼ばれており、中世に岩礁を埋め立てて教会を立てた人口島です。
島にある聖母教会にも入ることが出来ます。一人2ユーロ(約250円)の入場料が必要です。
教会と博物館が合わさっていたようでした。写真撮影はOKでしたので興味のあるかたは撮っても問題ありません。
小さな島のため数分で1周できます。
聖母島はフィヨルドと海と森に囲まれた大自然に位置します。
そこから見える景色もまた絶景ではないでしょうか。
聖母島から少し離れた島に聖ジョージ島があります。ここには上陸できませんが、ボート上もしくは聖母島から写真を撮影することで感慨深い写真を撮ることが出来ます。
これでツアーは終了です。
最後に言い忘れましたがモンテネグロツアーにはパスポートが必須です。クロアチアから陸路で国境を超える際にパスポートに出入国スタンプを押す必要があります。
旅行中基本的に携帯するものなので問題ないと思いますが、念のために記載しておきます。
まとめ
- ブドゥバの昼食時は折角のリゾートなので海沿いで食べたほうがいいです。波風も気持ちいいです
- ブドゥバ旧市街内では自分なりの映える写真スポットを探してみましょう
- コトルでは城壁の一番上まで行った方がいい。最悪は救世処女教会まで。
- コトルで1泊するつもりでツアーをアレンジしたほうがいいかもしれない。意外と見どころが多いです
- ペラストに寄った際には折角なので聖母の島に行きましょう
- パスポートは持参すること
クロアチア滞在記は他にもあります。
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Youtubeもクロアチアの動画をUPしています。
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With Pearl of Adriadic Ocean Dubrovnik trip(アドリア海の真珠「ドブロブニク」の旅に)
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