2021年12月某日に日本に一時帰国をしました。
1年ぶりにKLIAに行きましたが現在の状況がどうなのか、日本の入国はどうなのか紹介したいと思います。
本記事はマレーシアのクアラルンプールから日本に入国する方法を記載していますが、韓国、アメリカ、ヨーロッパと出発場所が違うだけですが、日本に入国時にやることは同じのため、よかったら参考にしてみてください。
マレーシア以外から日本に帰国することを考えている人はこちらを参照ください。
2022年4月現在、外国からの観光客は引き続き入国不可ですが、ビジネスに伴う入国は許可されました。下記の日本の入国手続きをクリックして詳細をご確認ください。
コロナ禍後のKLIA空港の状況
昨年2020年に利用した際にはゴーストタウン化しておりました。
今年は11月にはマレーシア国民の旅行が解禁されたことで、少し明るい雰囲気になっていました。
イミグレーション前の最後のお土産屋さんはオープンしている場所が多かったです。
一番驚いたことは鼎泰豊がオープンしていたことです。
これでマレーシアから帰国前に食べることが出来ますね。世界で初めて空港に鼎泰豊を入れたのがクアラルンプール国際空港のようです。ここは豚肉未使用の鼎泰豊になるため、イスラム教の方も利用できます。
鼎泰豊は世界でも、日本でも、マレーシアでも大人気のレストランです。鼎泰豊で食事をした際の記事を記載していますので、よかったらみてください。
マレーシア情報#32 豚肉を使用しない小籠包もおいしい鼎泰豊
イミグレーションの状況
続いてイミグレーションですが、残念ながら駐在員やMM2Hの方が使用できる指紋認証での出国手続きは使用できませんでした。
ただし、先ほどの出国エントランスと違いオープンはあまりしていないようでした。
私のフライトが夜だからということもあったかもしれません。
飛行機搭乗前に食事を考えている人は出国ゲートで鼎泰豊などを食べてから入った方がいいかもしれません。
私はワンワールドグループのラウンジを使用することが出来ますが、残念ながら改装工事中で使用できずにプレミアムラウンジしか利用できませんでした。
ラウンジのメニューは固定になっており、厨房スタッフに注文する形態になっていました。
通常であればビュッフェスタイルですが、新型コロナ対策だと思われます。
少し物寂しいですが、食事を済ませラウンジで時間を潰します。
私が利用後何人か来ましたが合計で20人も利用していませんでした。
シャワーは使用できますので、使用する場合はスタッフに連絡すれば対応してもらえます。
2022年7月現在ではワンワールドサファイア会員以上の人はマレーシア航空が運営するゴールデンラウンジが再開されました。残念ながらエメラルド会員用のファーストクラスラウンジは閉鎖されたままでした。
日本への入国
日本へ入国する際にやらなければならないことがいくつかあります。
- 日本入国監視アプリのMySOSインストール
- 搭乗時にもらう誓約書の記入
- チェックイン時に支給される質問票のWeb記入
- 他にも各種記入しなければならない書類が数多くありますので、事前に記入するようにしてください
- 72時間以内のPCR陰性証明書の原本
ここで全てをアップロードして書類の審査が完了するとMySOS上のアプリの色が「緑色」「青色」「黄色」になります。赤色の場合はまだ審査中という状態になります。
マレーシア以外の海外から日本に入国する日本人も外国人も同じことをやらなければなりません。
また外国人の方は事前に入国者健康管理システム(ERFS)に申請、登録をする必要があります。
今回オミクロン株の影響で10日間の自宅隔離が短くなることはありませんでしたが、ワクチン接種を完了している人は事前にワクチン接種の証明書も準備しておくと後で探す必要がありません。
私は成田空港着でした、羽田、関西国際空港とはまた少し違うかもしれませんが参考になればと思います。
空港に着陸後、係員の指示があるまで飛行機を降りることが出来ません。
まずは乗り継ぎの方が優先的に通されます。
係員の指示に従い、飛行機を降りると長い廊下を通って広間で待ちます。
記入した書類の確認作業です。確認の結果問題なければ窓口に通され、書類を確認され問題なければ次の窓口に行きます。
次のステップでは日本で使用できる携帯電話にMySOSがインストールされているか、位置情報はONになっているかの確認です。3か所くらいに分かれており、順番に回っていき、MySOSが問題ないこと、メールアドレスが正しいこと、電話番号が正しいことを確認されます。
続いて飛行機内で記入した誓約書関係の確認と提出です。
今までの工程で確認されたことを再度説明しますが、1つ1つ丁寧に今までと同じように回答していきましょう。
唾液採取をするため、検査キットを渡され個別のブースに案内されます。
所定の量を集めないと係員からOKもらえないため、頑張って採取しましょう。
その後入国ゲート前の広間でPCRの結果が出るまで待機になります。
30分前後だったと思います。
日本人でも自動ゲートの使用がありませんでしたが、この後は通常通りに預け荷物を受け取り、税関検査を終え無事入国完了です。
トータルで1時間半程度かかりました。昨年よりは早かったため私としては大助かりです。
隔離の有無
有効なワクチン接種証明書の有無と指定国・非指定国からの入国によって隔離の有無が変わります。
上記のStep3で係員から説明がありますが、MySOSでは3つのことを入国日の翌日からしなければなりません。
- 健康状態の報告
- MySOSから通知が来た際に現在地の報告をする
- MySOSから通知が来た際にMySOSからの着信電話に応答する
3日間の自宅待機のための移動
新しい緩和として追加されたものです。3日間自宅待機を命じられた人は日本に入国してから24時間以内であれば公共交通機関を使用し自宅などの待機場所に移動することができます。
これは非常に大きなメリットですね、レンタカーなどを使用して長時間のドライブをする必要がなくなりました。
健康状態の報告
毎日自身に熱がないか、家族に熱がないかをはい/いいえのボタンを押して回答します。
回答をし忘れるとMySOSより通知がきて、健康状態の報告を促してきます。
現在地の報告
MySOSからはランダムで現在の報告をする通知がきます。
5分以内に報告の通知をする必要がありますが、遅れた場合でも通知を忘れないようにしてください。
電話応答
1日に2回程度ランダムで着信がかかってきます。
まずMySOSにて通知で今から電話がくる旨がきて、その数分後に電話がかかってきますので出てください。
テレビ電話ですが、AIが待機場所にいるかを確認するためのものです。
万が一出れなかった場合には数時間後に電話が再度かかってきます。取り忘れても一応チャンスはあります。
まとめ
- KLIAにはみんな大好き鼎泰豊ができた
- 日本入国前にMySOSをインストールし、ファストトラックを利用する
- 隔離中の対応はちゃんとする
- 3日間自宅待機の人は入国後24時間以内であれば移動の際に公共交通機関を使用できる
以上、ルールを守って日本に入国しましょう。マレーシアだろうが、アメリカからだろうが、ヨーロッパからだろうがやることは一緒です。
入国時に同じ質問がいっぱいきて効率の悪さなどありますが、みなさん頑張っているので真摯な対応を返しましょう。怒っても何も始まりませんし、お互い得もしません。
早くコロナが終わって海外旅行が出来ることを祈りましょう。
詳細の情報は逐次厚生労働省の情報(下記リンク参照)を確認お願いします。
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