熊本県と言ったら天草や熊本城、阿蘇山が有名です。
阿蘇に観光に行く人は多いのではないでしょうか。自然の中にある大パノラマビューにおいしい料理。私も阿蘇は好きですが、南阿蘇にきたらもう少しだけ東にドライブしてみませんか。
阿蘇郡南小国には日本でも屈指の温泉街、黒川温泉があります。
黒川温泉に来たら温泉旅館に宿泊するのが醍醐味かもしれませんが、実は阿蘇から日帰り観光もできます。
特に冬の時期に湯あかりだけ見に来るのは勿体ないです。
2020年にも紹介しましたが、その時には行けなかった観光スポットや紹介し忘れた観光スポットと今年で10周年の冬の風物詩湯あかりを紹介したいと思います。
黒川温泉周辺のおすすめ観光スポットをまだ見ていない方はぜひ下記リンクから読んでください。
大分県九重夢大吊橋は黒川温泉から意外と近い距離にあります。日本一高い大吊橋に訪れて絶景パノラマビューを見てはどうでしょうか。
TV CMでの起用 鍋ケ滝公園
黒川温泉から車で20分程の距離ですが、この滝の一番の見どころは滝を裏側から見ることができることです。
そのため別名「裏見の滝」とも呼ばれています。
マイナスイオンたっぷりの滝は幅が20m、落差10mと大きくはないですが、コンパクトでバランスよく水が流れるため綺麗な水のカーテンをご覧になれます。
TV CMでは古いですが生茶のCMロケ地として起用されております。
2021年11月以降はコロナ対策として事前予約制となっておりますので、インターネットで事前に予約する必要があります。
予約サイトはこちらです。
※道路工事のため、鍋ヶ滝公園は2022年2月1日(火)~2022年3月18日(金)の間、休園となります。
冬の鍋ケ滝はライトアップもされるためより魅力的になります。見たかったのですが、残念ながら年末年始は休業日だったため見ることが出来ませんでした。
写真はPHOTOHITOから拝借しました。
絶対に一度は行きたい観光スポットですが、実は日本の絶景20選にノミネートされております。
行きたくても行けなかったのが悔やまれます。
入場料:大人 (高校生以上)300円
小人 (小・中学生)150円
開園時間:9:00 ~ 17:00 (最終入園 16:30)
住所:熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
TEL:096-333-2335
大蛇が住む伝説の滝 秘境七滝
黒川温泉から車で10分もかからない距離にある秘境七滝は隠れ観光スポットです。
小田川下流にある大小7つの滝は整備された遊歩道から滝つぼを間近で見ることが出来ます。
小田川上流の原生林にあり、夏場の避暑、秋の紅葉等四季を通して楽しめます。
駐車場を降りると遊歩道が左右に2つあります。
上の写真は左側から行って遊歩道上から撮影したものです。左側から行くと滝の近くまで行くことが出来ませんので、もっと間近で見たい人は右側の遊歩道から行きましょう。
帰りは来た遊歩道の長い階段を登る必要があるため、意外としんどいです。
住所:日本、〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺
10周年記念の黒川温泉湯あかり
2022年4月まで開催されている湯あかりですが、今年で10周年記念となりました。
湯あかりは2012年から実施され始めた比較的まだ新しい黒川温泉のイベントです。
この湯あかりは放置竹林から地域の環境を守るため、竹の間伐・再生活動の一環として始まりました。
春夏秋冬どの時期も黒川温泉で楽しむこともできますが、湯あかりは冬しか開催されません。
昨年の湯あかりの様子を別記事で記載しています。今年は雪が降っていませんでしたが、昨年は雪のため、湯あかりの幻想的な光景がより一層際立っておりました。もしよかったらそちらも読んでみてください。
今年は新型コロナ対策と10周年を記念して、少しだけ様子が違いました。それは川中の筒灯篭飾りです。湯あかりを初めて当初はやっていたようですが、それ以後実施していなかったなか、今回の復活に至りました。
黒川温泉に携わるみなさんに感謝しなければなりません。おかげさまで2年連続で来ることができ、また違うパターンの湯あかりを見ることが出来ました。
公式ホームページはこちらです。
今年は昨年も行った丸鈴橋と今回新たに満願寺温泉館前(満願寺)に行きました。結果的にこの満願寺温泉館前(満願寺)は大当たりでした。
下の写真は丸鈴橋のライトアップ前です。後ほどに記載されている写真と見比べてみましょう。
駐車場は風の舎に止めましたが、ここ以外にも第一、二、三、…と駐車場がありますが、どんどん温泉街からは離れていきます。風の舎に駐車することをお勧めしますが、日暮れ前は駐車場の場所取り合戦に勝たないといけません。
どの駐車場も無料です。
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6594-3
TEL:(+81)0967-44-0076
黒川温泉の説明で入湯手形に関して触れましたが、これは各旅館またが風の舎で購入することができる温泉手形です。
黒川温泉街には30件の温泉宿が運営しておりますが、入湯手形を1枚購入することで28件中3件お好きな温泉に入ることが出来ます。
大人は1枚1,300円、子供(3歳から12歳まで)は1枚700円で購入できます。
入湯手形の使い方に関しては別記事で詳細を記載しています。詳しくは黒川温泉 入湯手形の使い方へ。
黒川神社は地元の人々からは明神様と呼ばれ親しまれています。
毎年10月20日はその黒川神社のお祀り日です。しめ縄を取り換え黒川温泉街の安全を毎年祈願されています。
今年は黒川神社もライトアップされるとのことだったたので、昨年とは違う光景を見ようと思い訪れました。
日没に合わせ現地に到着し、ライトアップを待ちました。
今年はコロナの影響が昨年よりも落ち着いていたため(オミクロン株が流行する前)だったこともあり、温泉街には人がよく歩いていました。そのため駐車場も取り合いになっておりましたが、ここの黒川神社には誰も来ませんでした。
自分たちだけの空間となり、景色を独占することが出来ました。
風の舎から徒歩5分から10分の距離ですので、一度来て、参拝してはどうでしょうか。
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺
黒川神社を堪能した後は日没前に訪れた丸鈴橋へ向かいます。
ここは風の舎からも近く、また湯あかりを見る場所としてのメインスポットのため人も多かったです。
OLYMPUS E-PL10にて撮影
所々見える川から突き出た竹の明かりが今年の10周年として復活した竹細工になります。
下の写真は2020年に撮影した丸鈴橋の向かい側から撮影したものです。(Samsung note20 ultraにて撮影)
2020年よりも2022年の方が壮観ですね。幸いこの日あまり寒くなかったため、長めに滞在することが出来ました。
ものすごく素敵ですね。
どちらのバージョンも素敵ですが、来年はもしかしたら川中の筒灯篭がないかもしれません。
是非この自然と黒川温泉にかかわる人の手によって作られた灯かりが織りなす幻想的な風景黒川温泉の湯あかりを見てみませんか。黒川温泉の宿に泊まらなくても日帰りに見る人はたくさんいます。
まとめ
- マイナスイオンいっぱい滝の裏側にも行ける鍋ケ滝は自然好きには必見
- 鍋ケ滝に見劣りするかもしれませんが、黒川温泉により近い秘境七滝、軽い運動にいいかも
- 10周年の湯あかりで丸鈴橋は外せない。今年だけ復活した川中の筒灯篭は見て損はないくらい綺麗
- 湯あかりで人混みを避けたいなら黒川神社に行こう
私はまた源泉流の宿「帆山亭」に宿泊することにしました。
一番の決め手はやはり個室の露天風呂付きの客室です。今年は特別室でより大きな露天風呂付きの客室を選択しました。
下記リンクは2020年に「帆山亭」に宿泊したものを記載しています。初めての上品な宿には感動しました。
何に感動したか共感出来たら幸いです。
熊本温泉旅行#4 黒川温泉のおすすめ旅館「源流の宿 帆山亭」
2022年帆山亭の最新情報もお届けします。リピートさせていただきましたが、今回は特別室といわれる最上級の客室に宿泊しました。最上級の客室とは果たしてどんなところだったでしょうか。
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