前回の#2の続きです。
この日は午前と午後の部に分けております。
午後は世界遺産マウントクックを間近で見ることがフッカーバレートレッキングとプカキ湖の夜景です。
前回の#2をまだ見ていない場合はぜひ見てください。世界でも珍しい氷河トレッキングで雄大な氷河の景色を堪能できます。
世界遺産として登録されているマウントクック国立公園ですが、そのマウントクックはニュージーランドで最高峰の山となっており、標高は3,724mです。
ニュージーランドの原住民マオリ族にはアオラキと呼ばれており、「雲の峰」という意味です。
最寄り町は、65km離れたトワイゼルである。トワイゼルにおいて、国道8号から分岐した国道80号の終着地点が、アオラキ/マウント・クック村である。
マウント・クック・ヴィレッジでは、従業員やガイドが暮らすことを許可されている。アオラキ/マウント・クック国立公園は約700km2の広さをもち、総面積の40%が氷河に覆われている。
ニュージーランドにある20の3,000mを超える山のうち、アスパイアリング山を除く19の山がこの公園に位置する。標高3,754mのクック山(マオリ語:Aoraki、アオラキ)がニュージーランド最高峰で、英語名は、19世紀のジェームズ・クックから由来し、アオラキは、マオリ族の伝説にのこる少年の名前に由来する。他にタスマン山、セフトン山、エリー・ド・ボーモン山などがある。中でもクック山の東側に位置するタスマン氷河は温帯地方で最大の氷河として有名。
ウィキペディア アオラキ/マウント・クック国立公園から引用
マウントクックを見ることができるトレッキングコースがいくつかあります。
今回はそんな中でも初心者でも挑戦しやすいトレッキングコースでマウントクックの間近まで行ってきました。
ニュージーランドのテカポ湖に来たのならフッカーバレートレッキングは外せないアクティビティだと思います。
トレッキング自体は無料のため、低コストの旅をする人にとっても問題ありません。
片道4kmほどで往復3~4時間ほどかかりますが、雄大な自然をトレッキングするため景色に飽きがきません。とはいってもやはり体力は必要ですし、夏のシーズンに行く場合には乾燥しているため、水分を多めに持っていくことをおすすめします。
フッカーバレートレッキングが初心者にお勧めなのは高低差があまりない歩きやすい道だからです。
靴は歩きなれたものや登山用などをお勧めします。トレッキングシューズの万能さには感謝です。
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フッカー氷河湖、マウントクックまで3つの吊り橋を渡ります。
住所:Hooker Valley Track, Mt Cook National Park 7999 ニュージーランド
1つ目の吊り橋までで見えているのはマウントクックではありませんので、注意してください。
出発してから20分前後でミュラー展望台に到着します。そこから見える吊り橋が第1の橋です。
第1の橋を渡って30分程で第2の吊り橋に到着します。
残念ながらまだマウントクックを拝めませんが、フッカー渓谷に並ぶ3,000m級の氷河を見ることができます。
恐らく第2の吊り橋が一番長いため、強風時には強く揺れてスリルを感じると思います。
私が渡った時はかなりの強風だったため、結構揺れてたのしかったです。
Youtubeにもその様子をアップしていますのでよかったら見てください。
Best place to see starry sky in the world Tekapo New Zealand #3(世界一綺麗な星空が見えるテカポ湖@ニュージーランド #3)
2つ目の吊り橋を渡るとマウントクックの姿が見え隠れし、渡り切った30分後くらいにはその全貌を拝むことができます。
この地点でマウントクックの雄姿をはっきりと見ることができます。
3つ目の吊り橋から30分後くらいでフッカー氷河湖に到着します。ここまできたら目と鼻の先ですので、頑張りましょう。
ここが最終地点です。
ベンチもあるので、しっかり休憩もできます。軽食をもってきているならここでピクニックも可能ですが、ゴミをしっかり持ち帰りましょう。
ハイキングコースの遊歩道から湖の岸辺に下りることが可能ですので、ぜひ下りてみてフッカー氷河湖の後ろにそびえたつマウントクックを見てみましょう。
もしかしたら岸辺に氷河が流れついているかもしれません。
この絶景を見れたら歩いた疲れも吹っ飛ぶのではないでしょうか。
水深はかなり深いため、自己責任ではありますが泳ぐこともできます。ただし水の温度はかなり冷たいと思います。
この日はテカポ湖以外で綺麗な星空が見れないか探索しておりました。
マウントクック村からフッカーバレーの道中を車で行くと何か所か車の待避所・休憩所があったためそこで夜景を見ようと考えました。
テカポの周辺一帯は国際ダークスカイ協会が認定した「星空保護区」の地区になっています。
街全体が、星空を見るのに邪魔にならないように光害を極力減らすような対策がなされているため、ほとんどの場所に外灯などが設置されていません。
住所:Mount Cook Road, Ben Ohau 7999 ニュージーランド
プカキ湖もテカポ湖同様に氷河の雪解け水で出来た湖ですが、テカポ湖と違うのは天候によって湖の見える色が変わることです。私の行ったときは雨は降らなかったため、雨の時の姿を直接みてはいませんでしたが、晴れの日と曇りの日では見え方が違いました。
湖には氷河粉と呼ばれる氷河が削れて出来た砂(岩石成分)があります。この岩石成分によって色の変化を見ることが出来るようです。太陽の光の量や当たり方でかわるのでしょうか。
それでは待ちに待った世界一綺麗な星空を見てみましょう。
初日のテカポ湖の星空も非常に素敵でしたが、今日のプカキ湖の星空はそれを余裕で超えていきました。
カメラでは表現できませんが、肉眼だと宇宙にいるかのような景色を見ることができ、とても感動しました。
メジャーなテカポ湖よりも世界一綺麗な星空を独占できます。2日間星空を眺める機会があるのなら別々の場所で撮ってみてはいかがでしょうか。
善き羊飼いの教会もいいですが、誰にも邪魔されず自分たちだけの世界が見れたことに感動しました。
グーグルマップのプカキニューポイント周辺から撮影しました。
私自身そんなに上手ではないですが、一眼レフよりも携帯の方がまだ上手に撮れました。
- 携帯のカメラモードをナイトモードに変更する
- スマホ用カメラスタンド(三脚)を準備する
- ナイトモードがない場合にはマニュアルモードに切り替え、F値を最小にし、カメラのシャッタースピードを遅くする、ISO感度を高めに設定(ただし写真を撮りながら設定を変えていくので都度調整する必要があります)
上記2つがあれば非常に簡単に撮れます。
ちなみに私の携帯の設定は以下になっていました。
- 使用携帯:Huawei p10plus
- F 1.8
- シャッタースピード 30”
- ISO 3200
私は三脚の足がフレキシブルタイプを使用しています。
手すりや木など様々な場所に取り付けることができるためこちらの方が便利だと思いました。
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今回のまとめは以下になります。
- テカポに来たら初心者でもチャレンジできるフッカーバレートレッキングに参加するべし
- 日程に余裕がある場合にはプカキ湖の星空を見るべし
- スマホで撮る綺麗な星空の撮影方法
Youtubeの動画もUPしています。
よかったらそちらも参照ください。
Best place to see starry sky in the world Tekapo New Zealand #3(世界一綺麗な星空が見えるテカポ湖@ニュージーランド #3)
世界一綺麗な星空が見えるテカポ湖のおすすめスポット@ニュージーランド #2
ニュージーランド以外の旅行ブログも掲載しています。
そちらもよかったら見ていってください。
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