マレーシアは食の宝庫です。
多文化が混ざっているからかもしれませんが、マレー料理、インド料理、中華料理、日本食はもちろん、イタリア料理、フランス料理、インドネシア料理、アラブ料理、ブラジル料理、スペイン料理と選り取り見取りです。
今回はそんな中でとりわけ珍しい中央アジア料理のカザフスタン料理を紹介します。
中央アジア カザフスタン料理 アスタナ
友人に紹介してもらった際には何だそれと驚きました。まったく想像できませんでした。
上記写真がお店アスタナの入口ですが、入口にたどり着くにはまずEndah Promenadeと書かれたエスカレーターをのぼって、右に進んでください。初めて来たら迷うと思います。
お店のホームページにはカザフスタンとロシア料理と記載しています。ロシア料理とジョージア料理もありました。中央アジア全般の料理を取り扱っているレストランです。
ロシア料理で思いつくのがボルシチです。ボルシチはまず外せないと思い注文しました。
中には赤かぶ、キャベツ、ポテト、牛肉とスパイスが少々入っていました。今まで食べたスープでどれに近いかといわれると説明が難しいですね。赤かぶを使用したスープを飲んだことがないため…あっさりとしていましたが、野菜もいい柔らかさまで煮込んであり、牛肉もクセがなかったため、非常に食べやすくおいしかったです。1つのスープは意外に量があるため1つ頼んでシェアしたほうがいいと思います。お好みでサワークリームにつけて食べることができます、また風味がかわりおいしかったですが、個人的にはそのままのほうが好きでした。
次はカザフスタン料理の名物カザフスタン餃子、マンティーです。牛肉、玉ねぎを使用したカザフスタン版の餃子で、サイズは意外と大きめでしたが、日本の餃子と違い焼き(焦げ)はありません。みてくれは水餃子に近いものでした。これは想像できるますが、おいしかったです。
カザフスタンは馬肉も有名みたいですが、本日は生憎の売り切れということで牛タンをいただくことにしました。牛タンチャーハンです。米は中東料理などでも使われる細長いタイプですが、思ったほどパサパサしていませんでした。牛タンのイメージは日本の味をイメージしているのでもう少し味がついていたほうがよかったですが、米などと一緒に食べれば薄味をある程度解消できます。
続いてジョージア料理のピザ、カチャプリです。ピザというよりはチーズナンといったほうが正解かもしれません。結構料理を頼んだせいかお腹が膨れています。おいしかったですけど、この炭水化物はきつかったです。
最後にカザフスタン料理のやきとり(Shashylk)です。これは肉の味付けが濃かったです。玉ねぎがついてきた理由がよくわかりました。お店の外で炭火焼のいい香りが漂っていたので、そこで焼いていたんですね。レバーにちょっと近い食感でした。中東料理でもこういう焼き鳥ありましたね、カザフスタンの焼き鳥も同じような製法なんですね、にしてもおいしかったです。焼き鳥はラムかチキンが選択できます。
飲み物はライ麦を発酵させ、砂糖を混ぜたカザフスタンの飲み物カバスを飲みました。炭酸でしたが、発酵しているからかほんのりビールの味がしました(笑)でもアルコールはないようです。ちなみにここのレストランは一切アルコールを提供していませんでした。
一人あたり約50RM(1350円)程でした。結構品数を頼みましたが、料理一個一個の値段も安くお手頃な価格です。マレーシアにはロシア系の人は意外とよく住んでいますが、彼らもここの料理は本格的な母国の味に似ていると絶賛しておりました。
みなさんもぜひお試しください。
店舗情報
店名:アスタナ Astana Restraunt
住所:Jalan 3/149e, Taman Sri Endah, 57000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
電話番号:+60 3-9054 3642
次は馬肉のリベンジします。
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